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<C4FMデジタル復調制御のさらなる最適化など>八重洲無線、FTM-100D/DHの新ファームウェアを公開

八重洲無線株式会社は2016年1月7日、C4FMデジタル対応の144/430MHz帯モービル機、FTM-100D/DHの新ファームウェアとして、メインファームウェアのVer.1.1、DSPファームウェアのVer.4.10、PANELファームウェアのVer.1.2をそれぞれリリースした。同社によると「弱電界やマルチパスなど受信状態が厳しい条件下でのC4FMデジタル復調制御をさらに最適化」を図ったほか、複数の改善が図られているという。

 

 

 2015年6月に出荷が始まったFTM-100D/DHが、2016年1月7日に初めてメインファームウェア、DSPファームウェアの新バージョンを公開した。さらに過去に一度アップデートしているPANELファームウェアも、今回新たなバージョンが公開となった。その内容は下記の通り。

 

★1月7日に公開されたFTM-100D/DHの新ファームウェア:

 

・FTM-100D/DH用 メインファームウェア
 メインファームウェアVer.1.1 FTM-100D_ver110(JPN).zip

 

・FTM-100D/DH用 DSPファームウェア
 DSPファームウェアVer.4.10 PCTOOL_v0410.zip

 

・FTM-100D/DH用 PANELファームウェア
 PANELファームウェアVer.1.2 FTM-100D_PANEL_ver120(JPN).zip

 

おもな変更点:

(1)C4FMデジタルおよびAPRS通信の相手局との距離を20,000kmまで表示可能としました。
(2) 弱電界やマルチパスなど受信状態が厳しい条件下でのC4FMデジタル復調制御をさらに最適化しました。
(3)ワイヤーズ基地局運用時に通常のノイズSQLに加え、DSQ(Digital SQL)コードの一致によるBusy検出機能を追加しました。周波数の利用状況などに応じて、ワンタッチで切り替えることができます。
(4)その他、機能改善および最適化を行いました。

 

 なお、ファームウェアの更新には、FTM-100D/DH付属のSCU-20(PCコネクションケーブル)を使用する。無線機とパソコンをSCU-20で接続する前に、あらかじめ、使用するパソコンにSCU-20のドライバーをインストールする必要がある。
 アップデート作業を行う際は事前にマニュアル等で手順を確認のこと。ダウンロードは下記関連リンクより。

 

 

●関連リンク:FTM-100D/DH 各種ファイルのダウンロード(八重洲無線)

 

 

 

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