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<直筆による「ピコシリーズとQRPの楽しみ」原稿を発見!!>三才ブックス、月刊「ラジオライフ」に故・高田継男氏(ミズホ通信創業者)の“遺稿”を掲載へ

さる2月6日に81歳で死去されたミズホ通信の創業者、高田継男氏(JA1AMH)の直筆による「ピコシリーズとQRP運用の楽しみ」に関する未掲載の原稿が見つかった。同氏が生前「体調のこともあって、今書いておかなければ」と執筆し、三才ブックス別冊編集部のスタッフに託していたものだ。

 

 

発見された高田継男氏の直筆による原稿の一部(三才ブックス提供)

発見された高田継男氏による原稿の一部(写真提供:三才ブックス)

 

 

 小型のアマチュア無線用QRPトランシーバ「ピコシリーズ」や、ループアンテナをはじめとするBCL機器などの製造販売で知られるミズホ通信株式会社(2012年事業終了)の創業者で、代表取締役社長を務めた故・高田継男氏(JA1AMH)が、生前にピコシリーズの解説とQRP運用の楽しみについてを紹介する、400字詰原稿用紙でおよそ40枚分の原稿を三才ブックスの別冊編集部に託していたことが29日わかった。

 

 発見された原稿には、ミズホ通信を代表する「ピコシリーズ」の概要と開発経緯、回路構成、QRP運用の魅力と楽しみに関するエピソードなどが直筆で詳細に記され、さまざまな資料や写真が添付されている。

 

高田継男氏が直筆でピコシリーズを解説(写真提供:三才ブックス)

高田継男氏が直筆でピコシリーズを解説(写真提供:三才ブックス)

写真と手書きによる説明も添付されている(写真提供:三才ブックス)

写真と手書きによる説明も添付されている(写真提供:三才ブックス)

 

 原稿は2010年から2012年にかけて執筆された。編集部への送り状には「体調のこともあって今書いておかなければと、原稿の分量もお聞きせずに書きました」と記されている。

 

編集部への送り状には「体調のこともあって今書いておかなければと、原稿の分量もお聞きせずに書きました」と記されている(写真提供:三才ブックス)

編集部への送り状には「体調のこともあって今書いておかなければと、原稿の分量もお聞きせずに書きました」と記されている(写真提供:三才ブックス)

 

 月刊誌「ラジオライフ」は、2016年6月号(4月25日)で高田継男氏追悼の緊急特集を組む。また発見された未掲載の原稿は7月号(5月25日発売)から随時掲載していく予定だ。現在、同誌ではアマチュア無線家やBCLファンからの「ミズホ通信の製品に関する思い出」「高田継男氏の思い出」に関する投稿を募集している( mail@radiolife.com )という。

 

 

●関連リンク:三才ブックス

 

 

 

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