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◆2016エイプリルフール企画◆4月に入り各エリアで更新、1エリア(関東管内)はまもなく「JK1」発給へ----1977年4月1日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況

日本における、1977年4月1日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東電波監理局管内)では「JJ1」の発給も終盤。ほぼ1年に1プリフィックスが埋まる状態で、今夏までには次に内定している「JK1」の発給が始まりそうな勢いだ。一方で沖縄を除いて最も進行が遅い9エリア(北陸電波監理局管内)では「JA9」の1stレター“S”シリーズが終わりを迎えようとしている。なお8エリア(北海道電波監理局管内)では相変わらず女性ハムにサフィックス「*YL」を優先割り当てしている。
【※本記事は2016年4月1日に限定公開したエイプリルフール企画ですが、記事内容は1977年当時の真正なデータを使用しています】

 

 

 

 郵政省の地方電波監理局が発給している、個人局コールサインの免許状況(1977年4月1日調べ)は下表の通りだ。

 

ja-callsign19770401

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1(2文字サフィックス) → JA1(3文字サフィックス) → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1と進み、次はJK1が内定している(1977年4月現在)。

 

 1970年以降、日本のアマチュア無線局は年々2~4万局のペースで増え続け、1977年度は40万局の大台に近づくことは確実視されている。このまま増加していくと、特に関東管内では日本に割り当てられている「JA~JS」を10年以内に使い切る計算となるが、その先どうするのかは郵政省やJARLでも議論がなされていない。

 

 ちなみに日本には「JA~JS」以外に「7J~7N」「8J~8N」も割り当てられている。将来コールサインが“枯渇”した場合、こうしたプリフィックスに手を付けることはあるのだろうか。アマチュア無線局がこの先どこまで増加するかも含め注目していきたい。

 

 

増加を続ける日本のアマチュア無線局。その免許データはCQ ham radio誌付録の「コールブック速報版」で毎月報じられている

増加を続ける日本のアマチュア無線局。その免許データはCQ ham radio誌付録の「コールブック速報版」で毎月報じられている

 

 

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【hamlife.jpより】

 本記事は2016年4月1日に公開した「エイプリルフール企画」ですが、記事中で紹介したコールサイン発給状況は1977年4月1日現在(正確には1977年3月25日JARL調べ)の真正なデータを使用しています。また記事に記載した解説や、下部に掲載した「次の記事もおすすめ」の各ニュース見出しも、1977年当時のアマチュア無線界に即した内容のものとなっています。

 

 hamlife.jpでは、2014年と2015年の4月1日に、いわゆる“嘘ニュース”を掲載いたしましたが、一部の方からお叱りもいただきました。そのため1年間にわたってエイプリルフール企画のありかたを検討してきた結果、2016年は「時代は遡るが内容的には真正なもの」を取り上げることとし、各種資料を得ることができ、アマチュア無線の隆盛の対比が可能な1977年のデータを基にコールサイン発給状況作成しました。

 

 なお、毎年のエイプリルフール企画の記事以外は、すべて現代の、真正な情報を掲載しております。今後ともご安心の上ご愛読いただきたく、お願い申し上げます。

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