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<たった“500円から”スタート>DXCCピンバッジ(CW)とエンティティーが増えると発行されるステッカー2枚がヤフオクに出品される

アメリカのアマチュア無線連盟(ARRL)が発行する「DXCC(DX Century Club)」は、海外局との交信を楽しむDXerにとって最大の目標となるアワードだ。まずは100のエンティティー(国や地域など、現時点で339存在)とQSOしてQSLカードをコンファーム。DXCCデスクに申請すると「DX Century Club」に入会したこになり、部門ごとに「会員証」を意味する紙の賞状と、記念のピンバッジが贈呈される。そのピンバッジとエンティティーが増えるともらえるステッカー2枚が、このほどヤフオクに出品されDXerを中心に話題となっている。

 

DXCCピンバッジとエンティティーが増えるともらえるステッカー2枚がヤフオクに出品された。目を疑う!?500円からのスタートだ(ヤフオクの画面から)

DXCCピンバッジとエンティティーが増えるともらえるステッカー2枚がヤフオクに出品された。目を疑う!?500円からのスタートだ(ヤフオクの画面から)

 

 

 DX交信を始めたばかりの目標の1つに、DXCCの賞状やピンバッジの入手がある。そして、現存するエンティティーを1つでも多く交信して、追加のステッカーをもらい賞状に貼っていく。現存エンティティーにおける未交信(未コンファーム)が残り9以下になった時点で得られる「オナーロール(Honor Roll)」という称号は、DXerの大きな夢である。

 

 そもそも絶海の孤島など、常駐するハムが存在しないエンティティーも数多く存在し、数十年に一度のDXペディションを待たなければならない。また北朝鮮(P5)などアマチュア無線を禁止している国家もある。それだDXCCとは海外局との交信を楽しむ上で、手間と時間を費やし追いかける努力の結晶のアワードと言えるだろう。

 

 そんなDXCCのピンバッジとエンティティーが増えるともらえるステッカーが、このほどヤフオクに出品された。しかもスタート価格がたったの“500円から”ということもあり、話題となっている。

 

 DXCCは電波型式や衛星通信などいくつか部門が分かれていて、交信の電波型式が混じっている場合は「Mixed」、電話は「Phone」、電信は「CW」といった具合に、賞状やピンバッジに記載される。

 

 今回出品されたピンバッジは電信を表す「CW」の記載が確認できるので、電信部門で申請したピンバッジだということがわかる。一方、追加ステッカーは100以降は300まで25エンティティー刻み、300を超えると5エンティティーで自動的に発行される(年代によって10エンティティー刻みの時期もあった)。出品されているのは「150」「175」と記載されたステッカー2枚。

 オークション締め切りは7月3日(日)の19時過ぎ。最終的な落札価格はいくらになるのだろうか。関心が集まっている。

 

 

 

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電信部門で申請したピンバッジと「150」「175」と記載された2枚のステッカー(ヤフオクの画面から)

 

 

 

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●関連リンク:
・DXCC CWのバッジ + ステッカー 2枚(ヤフオク)
・DXCC(ARRL)
・DXCC Lapel Pins(ARRL)

 

 

 

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