FCC(米国連邦通信委員会)は3908kHzで音楽を流すなど妨害を行っていたカリフォルニア州バーニーの該当局を方向探知で突き止め、「違反行為の事実と状況を含む詳細な説明」と「今回の違反に対する改善方法」を、20日以内に書面で提出することを課す警告を行ったことを公表した。
FCCは3908kHzのアマチュアバンドにおいて、わざと音楽を送信し、悪意のある妨害を引き起こしたとして、2015年8月と10月にカリフォルニア州サンフランシスコとオレゴン州ポートランドで4件の違反をしたカリフォルニア州のジェネラル級マチュア無線資格保持者に対し警告を行った。
方向探知で発信源となった住居を発見。3908kHzで音楽が送信されている状態を監視し記録したが、監視中もこの局は自局のコールサインを一切送信しなかったとしている。
FCCでは、「違反行為の事実と状況を含む詳細な説明」と「今回の違反に対する改善方法」を、20日以内に書面で提出することを課す警告を行うとともに、この通知に従わない場合は、ライセンス剥奪など出頭義務命令を含むさらなる措置をとること伝えている。
(ARRLニュース 7月25日 ※許可を得て抄訳転載/(C)ARRL )
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