先週のアクセスランキングでダントツ1位となったのは、6月30日付けで総務省公示の「アマチュア局の無線設備の保証要領」の一部が改正され、アマチュア無線機器に関してスプリアスの確認に係る保証(スプリアス確認保証)が追加された。そこで一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)では、総務大臣あて必要な手続きを行ったあと、これまで実施してきた旧スプリアス機器の実態調査の結果などを踏まえて、旧スプリアス規格で製造されたアマチュア無線機は新たに制度化された「スプリアス確認保証」を受けることで、平成34年12月以降も新スプリアス確認設備として使用を続けるられる新しいスプリアス確認保証を本年9月1日から開始する準備をしていると8月1日に同協会のWebサイト上で発表したニュースだった。
2位には、キツツキが木を突く音のように「パタ、パタ、パタ…」とHF帯のアマチュアバンド内で聞こえてくる悪名高き「ウッドペッカーノイズ」を発する、今は使われていない「OTHレーダー」の超巨大なアンテナ施設を利用して、話題の「ドローン(小型無人航空機)」を使った障害物レースを撮影した動画がランクイン。ARRLニュースによると、Anthony Cake氏(HB9EIG/G1RUL)が、廃墟となったウクライナの「OTHレーダー」のアンテナ群を障害物コースとして利用するために現地を訪れ、レースを楽しんだとしている。廃墟となったアンテナ群を障害物コースに見立て、ドローンに搭載したカメラから撮影した急上昇、急降下する映像は迫力満点! 必見の価値ありだ。
続く3位は、特別な資格を必要としないで楽しめる「ライセンスフリー無線」を1冊にまとめた新刊「ライセンスフリー無線完全ガイド」が、株式会社三才ブックスから8月19日(金)に発刊されるというニュース。同書は351MHz帯デジタル簡易無線登録局、特定小電力無線、合法CB無線(市民ラジオ)など、仕事に!ホビー!に資格のいらない無線を使いこなす内容が1冊にまとめられている。誌面では、新スプリアス規格に対応した市民ラジオ無線機「SR-01」のファーストインプレッションや開発秘話などを紹介。また「本誌購入者2大特典」として、「抽選でSR-01モニター機貸し出し」「SR-01拡張機能マル秘マニュアルプレゼント」がある。“フリラー(ライセンスフリー無線愛好家)”にとっても待望の1冊に間違いないだろう。
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1)<旧スプリアス機器の“救済”スタートへ>JARD、9月1日から「スプリアス確認保証」の開始を発表!!
2)<【動画】度肝を抜かれる飛行映像が>廃墟となった超巨大OTHレーダー(キツツキ)施設が「ドローン」の障害物コースに!
3)<読者2大特典を用意!フリラー待望の1冊>8月19日に「ライセンスフリー無線完全ガイド」が三才ブックスから刊行
4)<カラー4ページ構成でダウンロードが可能>八重洲無線、待望の「FT-891 日本語版カタログ」公開を開始!!
5)<過去最厚の全164ページで登場!!>BCLサークルのTDXC、会誌「PROPAGATION」第4号をPDFファイルで無償頒布中
6)毎月1日のお楽しみ!! 「月刊FBニュース」2016年8月号きょう公開
7)FCC(米国連邦通信委員会)、3908kHzで音楽を流し妨害したアマチュア局を方向探知で突き止め警告
8)<今年のテーマは「電鍵、マニュピレーター」>「規定部門」20作品、「自由部門」17作品の応募、JARL主催「自作品コンテスト」入賞作品が決定!
9)<「714シリーズ」もモデルチェンジ>クリエート・デザイン、1.8/1.9MHz帯の「CD160」と50MHz帯の「CL609」を新発売!!
10)<約3か月ぶりの更新>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG」が7月30日にバージョンアップしてVer5.26を公開
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