アイコム株式会社は2016年9月16日、資格不要で使える351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)のハンディ機「IC-DPR30」を発表した。送信出力は1Wで上空用5chを含む35chの送受信機能を業界で初めて実装、突起物を除くサイズは54.9W×90.0H×19.8Dmm、バッテリーを含む重量は約105gと同ジャンルでの史上最小・最軽量を実現したという。アンテナは筐体に内蔵され、本体とイヤホン間をケーブルレスにできるBluetoothも搭載。また音声録再機能も装備している。希望小売価格は39,800円(税別)で9月27日からの発売(ブラック以外のカラーは近日発売)を予定している。
351MHz帯のデジタル簡易無線登録局の新製品としては、今年1月にJVCケンウッドと八重洲無線からもハンディ機が登場しているが、今回アイコムが発表したIC-DPR30は、より小型・軽量化を図って「史上最小・最軽量(93.3cc/105g)」を実現するとともに、アンテナを本体に内蔵し、Bluetoothを搭載することで業務ユースでの使い勝手を向上、さらに上空用の5chを含む合計35chの送受信を初めて可能としたことなど、さまざまな新機軸が盛り込まれている。以下、同社の広報資料から抜粋して紹介する。
史上最小・最軽量、アンテナ内蔵、 Bluetooth対応。スタイリッシュに使えるトランシーバー IC-DPR30 を新発売(アイコム)
アイコム株式会社は、クラス最小・最軽量のデジタルトランシーバー IC-DPR30(希望小売価格39,800円、税別)を2016年9月27日(火)より発売します。
近年、多くの関係者と即座に音声で情報共有を可能にするメリットが注目され、トランシーバーの活用が進んでいます。 とくに、登録手続きだけで手軽に使え、広範囲をカバーする“登録局対応”のデジタルトランシーバーの活用は増加の一途をたどっています。
IC-DPR30は、同ジャンルで史上最小・最軽量となる93.3cc/105g(充電池装着時)を実現。これは、一般的なスマートホンの3分の2程度の軽さとなります。レジャーでの活用はもちろん、大型量販店やアミューズメント施設、飲食店などでの業務連絡、イベントでのスタッフ間連絡など、チームの連携を強力にサポートします。
小ささ・軽さのほかにも、つけていることを意識せずに使える仕様を追求。 アンテナを内蔵して携帯性を高めたほか、Bluetoothモジュールを搭載し、本体とイヤホン部をケーブルレスで運用可能にしました。加えて、水場や粉塵の舞うような環境でも安心して使える、高度な防塵・防水仕様を実現(IP54/55/67)しました。
また、コンパクトなボディながら、市街地では半径 0.5km~1km程度の範囲で通信できる十分なパワー(最大1W出力)を備えるほか、個別呼び出し、秘話機能、音声録音再生機能など、高度な機能を多数搭載。様々な使用状況にフィットするカスタマイズが可能。さらに、地上利用に制限される30chに加え、上空利用も可能な5chでの送受信に対応した業界唯一の登録局用全チャンネル(35ch)実装機ですので、活用できるエリアも広がります。
<おもな特長>
●手続き簡単、しかもカバーエリアが広い、登録局対応1Wデジタルトランシーバー
●93.3cc/105g の最小・最軽量サイズ。アンテナ内蔵、 Bluetooth搭載で機動力抜群
●最高水準の防塵・防水ボディ(IP54/55/67)
●上空送信可能なチャンネルも搭載した、業界唯一の登録局用全チャンネル(35ch)実装デジタルトランシーバー
●多彩で高度な機能を多数搭載し、求められる使い方にフィットする設定が可能。
●ブラック・メタリックレッド・メタリックイエローの3色を展開。
<その他の特長>
・リチウムイオン充電池・急速充電器・ハンドストラップ・ベルトクリップ・申請に必要な書類を同梱したオールインワンパッケージ
・フル充電で約13時間(1W出力時)利用可能
・急速充電器へはUSBケーブルとUSB電源アダプターの組み合わせで充電可能
・緊急呼び出し機能、マンダウン機能、LoneWorker機能
・プライベートチャンネル機能
・多彩なスキャン機能/個別・グループ呼び出し/ユーザーコードグループ/秘話コード/モニター機能/呼び出しメロディー機能/送信出力設定(1W/0.5W/0.2W)
・音声録音再生機能(最大30件、合計5分)
・あらかじめ録音した音声をワンタッチで送信できるワンタッチアンサー機能
・ロック機能/オートロック機能/電波状況表示機能/着信履歴表示/一時音量切り替え機能
<定格>
●関連リンク:史上最小・最軽量、アンテナ内蔵、Bluetooth対応。スタイリッシュに使えるトランシーバー IC-DPR30 を新発売(アイコム プレスリリース)
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