一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は2016年9月21日、過去に発売されたアマチュア無線機が新スプリアス規格に適合しているかを実測する「スプリアス実態調査」が未完了の69機種をリストアップし、対象機種を所有するユーザーに貸し出しの協力を呼びかけた。アイコムのIC-726、IC-729、IC-731やJVCケンウッド(トリオ)のTS-520S、TS-820S、TS-711、八重洲無線のFT-757GX、FT-920、MARK-V FT-1000MP、FTDX9000Dなどが含まれ全69機種にのぼる。
JARDは9月1日から開始した「スプリアス確認保証」で、過去に発売されたアマチュア無線機が新スプリアス規格に合致しているかの参考とするための「スプリアス実態調査」を、旧機種ユーザーの協力を得ながら進めている。
しかし、現時点でまだスプリアスの実測が行えていない機種などがあり、そのリストを公表し、対象機種のユーザーに貸し出しの協力を呼びかけている。9月28日現在で掲載されているリストは下記の通り。
★スプリアス実態調査対象機器の更新について(申込み後の不備等で除外した機種の再募集を含む)
JARDでは、平成28年2月からJARL登録機種や初期のJARD技適機種(旧スプリアス規格の無線機)約1,000機種について、どの程度新スプリアス規格を満足するか調査を行ってきました。そのうち845機種について、JARDがスプリアス確認保証が可能な機器としてリスト「スプリアス確認保証可能機器リスト」を8月19日に公表したところです。
今後も実態調査を実施したうえで、JARDが保証可能と判断した機種を、このリストに追加していきます。
つきましては、まだ当初リストアップした機種すべての実態調査が完了していないため、今回ページ更新をさせていただきましたので、対象機種をお持ちの方は、ぜひご協力をいただきますようお願いいたします。
なお、今回のリスト更新にあわせ、以前のお申込みをいただいた後に、不備等により除外された機種も対象に含めておりますので、今一度機種をご確認いただきますようよろしくお願いいたします。
なお、対象機種のオーナーが「スプリアス実態調査」に協力する場合の負担費用は無料。申し込み方法など詳細はJARDの特設ページを参照のこと。
●関連リンク:スプリアス実態調査対象機器の更新について(JARD)
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