特別な資格が必要なくてもトランシーバー片手に誰でも無線交信が楽しめるという無線ジャンルとして、最近、話題も多い「ライセンスフリー無線」。そんな“フリラー(愛好家)”たちが行う、日帰り一斉交信イベント「全国一斉オンエアディ」が、11月3日(木・祝)9時から15時までの6時間にわたり開催される。
合法CB無線(市民ラジオ)をはじめ、特定小電力無線、デジタル簡易無線登録局などを使い、思い思いの場所に移動し、普段は繋がりにくい地域との交信を楽しむという全国規模のイベントの1つとして、日帰りで楽しめる一斉交信イベントが11月3日(木・祝)にいよいよ行われる。
それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。27MHz帯の合法CB無線(市民ラジオ)では、3ch(27.040MHz)/6ch(27.112MHz)/8ch(27.144MHz)の使用頻度が高い。コンディション的にはグランドウェーブが中心と予想されるが、この時期でもEスポ交信ができることもある。
「特定小電力無線」は周波数的にグランドウェーブによる交信となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定して移動する方式だ。
●「全国一斉オンエアディ」実施要綱
■開催日時
2016年11月3日(木・祝)09:00~15:00
■運用するバンド
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル簡易無線登録局
■集中呼び出しタイム
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分
デジタル簡易無線登録局や合法CB無線(市民ラジオ)などを持ち、思い思いの場所に移動してオンエアーを楽しもう
●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
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