混信や無線局の運用を阻害する事案、電波の安全性に関する相談への助言など、無線通信に関する一定の知識と経験を有する人たちが活躍する民間ボランティア「電波適正利用推進員」。電波の適正な利用を周知・啓発する活動を行うため、東海、東北、信越の各総合通信局では平成29年度以降の「電波適正利用推進員」を募集をしている。
先日、総務省関東総合通信局が、無線通信の知識と経験を活かせる「電波適正利用推進員」の追加募集をお伝えたばかりだが(12月2日記事)、東海、東北、信越の各総合通信局でも、平成29年度以降の「電波適正利用推進員」を募集中だ。
●電波適正利用推進員の募集について
電波適正利用推進員制度は平成9年度に創設され、現在約750名の電波適正利用推進員が、電波の適正な利用を周知・啓発する活動を行っています。
あなたの電波の知識や経験を活かしてみませんか? 民間ボランティアとして地域に密着した活動を行っていただける方を12月頃に募集します。活動は、翌年4月1日から2年間となります。
●応募資格
・無線通信に関する一定の知識、または経験を有すること。
・電波の適正な利用に関する活動に、深い理解と関心を持ち、この制度に積極的に協力する熱意と識見を有すると認められることなど。
●主な活動
・周知啓発活動
地域のイベント会場での資料配布や、電波教室の開催・運営を通し、電波法令の不知や錯誤による、不法・違法電波防止のための情報提供を行います。
・相談業務
混信・無線局の運用を阻害する事象及び電波の安全性に関した相談を受け、助言や、相談窓口の紹介等を行います。
・その他
総合通信局(沖縄は総合通信事務所)が行う電波の適正な利用に関する活動に対し、様々な協力(基準不適合設備の販売情報報告など)を行います。
2/7/0エリアの各局! 募集管内で興味がある方は、下記の関連リンクから詳細を確認してほしい。
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●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・電波適正利用推進員の募集について|電波適正利用推進員協議会」
・東海総合通信局 東海地域で電波適正利用推進員を募集します
・東北総合通信局 電波適正利用推進員の募集について(PDF形式)
・信越総合通信局 平成29年度 電波適正利用推進員を募集
・電波適正利用推進員協議会
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