先週のランキング1位は、12月18日(日)に岐阜県岐阜市の岐阜産業会館で開催された「CQオーム35周年大創業祭 in 岐阜産業会館」の様子を伝える現地リポートの記事だ。CQオーム株式会社は全国通販も手がけるアマチュア無線ショップ。創業35年を記念しイベントを開催した。東京のハムフェア会場のおよそ4分の1という広い展示場に、20以上のメーカーがブースを出展、各種セミナーも行われるという内容で、岐阜県や愛知県を中心に多くのアマチュア無線家が来場して賑わった。当日の模様を撮影した画像を多数掲載。注目を集めた。
2位は、先々週1位だったアイコム株式会社が本社ビル内で開催した「アイコム本社アマチュア無線フェスティバル」を伝える記事。なかでも、同社が開発中として発表しているHF/50MHz帯オールモード機の新製品「IC-7610」の試作機(動作サンプル機)が当日展示され、同社スタッフによるプレゼンテーションや自由に触れたことから、その“蔵出し情報”に海外などからアクセスが殺到! 2週続けて上位にランクインする形となった。記事では、プレゼンテーションで説明された要旨を詳細に書き起こし紹介している。
3位には、種子島宇宙センターから打ち上げられた無人補給機「こうのとり」6号機で、アマチュア無線バンドの送信機能を搭載している小型衛星など7基が国際宇宙ステーション(ISS)へ運ばれ、そのうちの1つ、静岡大学の衛星「STARS-C(はごろも)」が12月19日夕方に、放出されるというニュースだった。すでに小型衛星はISSから放出され、衛星からアマチュア無線で発せられたモールス信号を、同大学の学生らが無事受信に成功。その様子は、中日新聞などマスコミ各社が報じている。また静岡第一テレビのニュースサイトでは、受信に成功した様子を動画で見ることができる。なおその後、同衛星のビーコン電波は微弱で不安定な状態が続いている。
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1)<写真リポート>12月18日開催、「CQオーム35周年大創業祭 in 岐阜産業会館」の模様
2)<当日の講演内容と画像を掲載、動画もあり!!>アイコム本社イベントで展示された「IC-7610(動作サンプル機)」写真集
3)【追記:各地でビーコン受信に成功】<静岡大学「STARS-C」は12月19日(月)夕方!!>国際宇宙ステーション(ISS)、アマチュア無線ビーコンを発射する小型衛星など7基を放出へ
4)12月3日、4日に実施した第一級アマチュア無線技士、第二級アマチュア無線技士国家試験の合格者発表
5)<許可を受けない無線設備で免許状にない周波数にオンエアー>三浦電波監視センターの電波監視で発覚!近畿総合通信局、兵庫県在住の4アマを行政処分
6)<新連載が9本スタート、恒例「ハム手帳」が付録>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2017年1月号を刊行
7)<IC-R8600も展示>アイコム、12月23日(金・祝)に東京ショールームで「IC-7610展示&プレ説明会」開催
8)<“オールJA”という考え方で…目標金額300万円!>28年振り、2018年初頭に計画「3Y0Z(ブーベ島)」DXペディションへのドネーションを呼びかけ
9)<電波法の遵守と再発防止の徹底>総務省、「情報通信研究機構(NICT)」に対し“高周波利用設備の許可申請漏れ”で厳重注意
10)<“備え付け義務”はなくなったけれど…>JARL著「アマチュア局用 電波法令抄録2017年版」発売
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