CQ出版社は“別冊CQ ham radioシリーズ”として年4回刊行している「別冊CQ ham radio QEX Japan」の最新号、No.22を2017年2月18日(土)に発売することを同社のWebショップで告知した。今号の特集は「実践 アマチュア無線機を測る」。価格は1,944円(税込)。
「QEX Japan」は2011年11月創刊、従来同社から刊行されてきた「別冊CQ ham radio」シリーズの誌面を刷新して登場した季刊誌(毎年2、5、8、11月に刊行)。「世界からのアマチュア無線情報・技術の国内への紹介」と「日本から世界に向けて、アマチュア無線技術情報の発信」をテーマにした誌面構成が特徴だ。
同社Webショップは、今号について『アマチュア無線の技術を取り上げる雑誌として定着しつつあるQEX Japan。No.22の特集は「受信感度・近接妨害特性・送信スプリアス・IMD “実践 アマチュア無線機を測る”」を取り上げます。アマチュア無線機の送受信性能を検証できる測定器が備えられる時代。単なる測定方法の記述にとどまらず、無線機と測定器の接続、信号の入力方法、測定までを詳細に記述します。今回は一歩踏み込んだ「測定実践編」です。
特集2「秋葉原aitendo120%活用ガイド」では、比較的販売期間の長いパーツやユニットを使ってアマチュア無線家に日常必要な表示器や汎用ICでのエレキー、GPS受信ユニットの活用など周辺機器定番製作を紹介しています。
ほかにも製作記事や解説記事が多数掲載されています』と、下記のように紹介している。
<巻頭特別企画>QJ Product Review
・Review1
JVCケンウッド TH-D74 D-STAR&APRS機能徹底追及
・D-STAR機能ガイドと使い方
・TH-D74のAPRSを活用しよう
・TH-D74を広帯域受信機として使ってみよう
・Review2
アルインコ 多機能特小機 DJ-R200DLを使いこなす
<特集>
受信感度・近接妨害特性・送信スプリアス・IMD
実践 アマチュア無線機を測る
1 SSB受信機測定法~1980年に制定されたJAIA測定法資料から抜粋~
1-1 感度
1-2 選択度
1-3 忠実度
1-4 安定度
1-5 付属回路の測定
1-6 消費電力の測定
2 ARRLによる受信機のパフォーマンス・テスト
2-1 MDS
2-2 BG
2-3 RMDR
2-4 IMD Dynamic Range Two-Tone IMD Test(20kHz)
3 送信機の測定
3-1 帯域外領域におけるスプリアス発射測定
3-2 スプリアス領域における不要発射の測定
3-3 送信歪特性(IMD)
3-4 占有周波数帯域幅の測定
まとめ
付録 今回の測定に使った機材
<継続企画>
始めよう7MHz AM通信
水晶研磨 達人養成講座 2017
トランスレスPWM AM送信機
<特集2>
秋葉原 aitendo 120%活用ガイド
部品店aitendoを徹底調査
第1部 aitendo躍進の秘密に迫る
第2部 aitendoの施策とは
第3部 ヒット商品はこうして作られる
aitendoキットを作ってみる
1 無線電信トランシーバキット
2 AVRトランジスタテスターキット
3 雷電感知警報機の製作
4 ★最強版★DSPコアTINYラジオキットの製作
aitendo製品活用術
1 周波数カウンタとプチ改造
2 エコー処理機能付きカラOKプリアンプ
<連載>
往年の名機を使ってみる
第20回 ミズホ通信 UZ-77 中波放送受信補助アンテナ
<連載>
電子部品/電子回路ワンポイント講座 技術展望2017
第8回 周波数カウンタ
<解説>
メーカー探訪 ELECRAFT物語 キット・ビジネスの再興からK2まで
後編 K2の成功とキット・ビジネスの復活
<製作>
50MHz モノバンド・アンテナ・チューナの製作
<連載>
アマチュア無線機のメインテナンス
海外編 collins R-390A SSB幕開け時代の名機を調整する
<コラム>
ミズホ通信 復刻版製品第2弾 大型木枠ループ・アンテナ・キット UZ-8CQ
同誌の予約・購入は下記のAmazonリンクで可能だ。また詳細は下記関連リンクのCQ出版WebShopで確認できる。
●関連リンク:別冊CQ ham radio QEX Japan No.22(CQ出版WebShop)
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