八重洲無線株式会社は2017年6月16日、コンパクトなHF/50MHz帯オールモード機「FT-891シリーズ」の新ファームウェアとして、メインファームウェアのVer.1.06をリリースした。同シリーズの新ファームウェア公開は3月9日に続いて3度目。同社は「MENUモードでのリセットやCATコマンドによるリセット操作で、自動的に電源が立ち上がらず手動の電源投入が必要となる不具合」「CATコマンドによるメモリタグの読み込み/書き込み時の不具合」の改善を行ったと説明している。
2016年9月末に出荷が始まったFT-891シリーズの、メインファームウェアの新バージョンVer.1.06が公開された。内容は下記の通り。
★6月16日に公開されたFT-891シリーズの新ファームウェア:
・FT-891用 メインファームウェア
書込ツール YFSW023 & ファームウエア Ver.1.06 FT-891_Main_V0106.zip(2017/6)
おもな変更点:
・MENUモードでのリセットやCATコマンドによるリセット操作で、自動的に電源が立ち上がらず手動の電源投入が必要となる不具合の改善
・CATコマンドによるメモリタグ(英小文字)の読み込み/書き込み時の不具合改善
なお、ファームウェアの更新には、市販のUSBケーブル(A-Bタイプ)が必要となる。また使用するパソコンにあらかじめFT-891対応の「仮想COMポートドライバー」のインストールが必要だ。アップデート作業を行う際は事前にマニュアル等で手順を確認のこと。ダウンロードは下記関連リンクより。
●関連リンク:FT-891シリーズ 各種ファイルのダウンロード(八重洲無線)
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