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<3基がアマチュア無線用トランスポンダーを搭載>国際宇宙ステーションから28基の超小型衛星が放出される

2017年5月16日から25日にかけて、ISS(国際宇宙ステーション)からQB50 CubeSatプロジェクトの超小型衛星28基が放出された。この中にはアマチュア無線トランスポンダーを搭載した3基が含まれている。

 

 

 

 QB50 CubeSatプロジェクトは、2Uサイズ(10×10×20cm)の超小型衛星「CubeSat」を50基開発し、地球上空の軌道を周回させて上層大気の観測を行うというもので、世界各国の教育・研究機関の協力で進められている。今回放出された28基は23か国の学生グループによって作り上げられたもので、今年3月にアトラスVロケットに搭載されISSに運ばれた。放出後は地球上空200~380kmの熱圏低層部の調査を行うという。

 

 この中には、アマチュア無線用のトランスポンダーを搭載した衛星が3基含まれている。X-CubeSatとSpaceCubeはアップリンク2m/ダウンリンク70cmのFMアナログレピータなど、LilacSat-1は2mのアナログFMでアップリンクした信号をCodec2 9600bpsのBPSK用に変換し70cmでダウンリンクするデジタルボイストランスポンダーなどを搭載している。

 

・LilacSat-1 (コールサイン:ON02CN)
 FMアップリンク:145.985MHz(アナログFM CTCSS 67Hz)
 ダウンリンク:436.510MHz(Codec2 BPSK 9600bps)

 

X-CubeSat (コールサイン:ON01FR)
 アップリンク:145.860MHz(アナログFM CTCSS 210.7Hz)
 ダウンリンク:437.020MHz(アナログFM、1200bps AFSK、9600bps GMSK)

 

・SpaceCube (コールサイン:ON05FR)
 アップリンク:145.860MHz(アナログFM CTCSS 210.7Hz)
 ダウンリンク:436.880MHz(アナログFM、1200bps AFSK、9600bps GMSK)

 

 LilacSat-1は中国の「ハルビン工科大学」で開発されたもの。放出直後にISSの太陽電池パネルの写真を撮り、436MHz帯で伝送され学生が受信に成功している。またX-CubeSatはフランスの高等教育研究機関である「エコール・ポリテクニーク」で、SpaceCubeは同じくフランスの「パリ国立高等鉱業学校」でそれぞれ開発された。(ARRLニュース 2017年5月26日付 ※許可を得て抄訳掲載/(C)ARRL )

 

 

 

●関連リンク:
・QB-50 Constellation Satellites Deployed from ISS(ARRL NEWS)
・QB50 DPAC
・LilacSat
・X-CubeSat
・SpaceCube

 

 

 

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