今年で“60回”を数える、毎年8月の最初の土日に行われる一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)主催の「フィールドデーコンテスト」が、8月5日(土)18時から6日(日)12時までの18時間にわたり、3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯と1200MHz帯以上の各アマチュアバンドで開催される。移動運用がメインのコンテストなので、最大送信出力が50W以下(電話部門のすべての種目は10W以下。ただし50~430MHz帯では20W以下)。参加部門および種目で、実に41種目のエントリーがあるのも特長だ。
日本国内のアマチュア局、およびSWLを対象にした「第60回フィールドデーコンテスト」が8月5日(土)18時から6日(日)12時までの18時間にわたり開催される。文字通り、“移動運用が主体”のコンテストであるため、参加局はより多くの局から呼ばれることを期待して、ロケーションの良い場所や珍市郡区町村に移動してオンエアーするケースも少なくない。
交換するナンバーは、3.5~1200MHz帯が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県地域等ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」、2.4GHz帯以上は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す市郡区ナンバー」+「空中線電力を表すアルファベット1文字」となる。
空中線電力を表すアルファベットは「10W(20W)を超え50W以下」が「M」、「5Wを超え10W(20W)以下」が「L」、「5W以下」は「P」。
なお、3年前までは土曜日21時から日曜日15時までだった開催時間が、2年前から土曜日18時から日曜日12時までに開催時間が変更されたほか、ホームステーション同士の交信&マルチも有効になるなど、規約が大きく変わっているので久しぶりに参加する局は事前にチェックしておこう。
↓2年前から本コンテスト規約が大きく変わっている。この記事でチェック!
●<8月のFDコンテストは18時から翌12時までの開催、ホーム局同士の交信も有効に!!>JARL、主催コンテストの大幅ルール改正を発表
移動運用がメインのコンテストだけに、昨今のゲリラ豪雨など天候の急変には十分注意して参加しよう。ログ提出の締め切りは8月28日(月)まで。マルチプライヤーや局種係数など、詳しいルールなどは、下記の「第60回フィールドデーコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第60回フィールドデーコンテスト規約(JARL Web)
・コンテストガイドラインFAQ フィールドデーコンテストについて(JARL Web)
・コンテスト委員会からのお知らせ(JARL Web)
・E-LOG MAKER のダウンロード(JARL Web)
・JARLコンテスト電子ログサマリー作成ページ
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL Web)
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