写真用品から光学製品までの製造・販売を行う株式会社ケンコー・トキナーは、パナソニックの「エネループ」を始めとするニッケル水素電池やニカド電池の単3形充電池(付属アダプターで単4形にも対応)が充電できる、急速自動充電器「ENEROID(エネロイド)EN20B」の発売を発表した。今までの充電器と大きく違うのは、上部に充電池を放り込むだけで、内部のユニットが回転しながら充電を行い、完了後は下部のボックスに貯まっていくという超お手軽な点だろう。ハンディ機やポータブル機など、何かと充電池を多用する無線家にとって気になるアクセサリーだ。
シンプルなデザインで置き場所を選ばないとメーカーがうたう「EN20B」は、その形状が従来からある“充電池を電池ボックスに1本ずつセットするタイプ”の充電器とまったく違う。
とにかく、充電池をバラバラとランダムに上部から放り込むだけ! 電池のプラスとマイナスの向きを気にする必要はない。間違って充電池以外のアルカリ電池、マンガン電池が混ざってしまった場合は自動で充電が停止する安全機能もある。
また、充電池は「メモリー効果」と言われる、電池を使い切らずに継ぎ足し充電を繰り返すと、一時的に電池の電圧が低くなる現象が起きるが、本機には「リフレッシュ機能」が付いているため、メモリー効果をリセットできる。
一度の充電は4本ずつで、950~1000mAhの充電池で約35~40分、1900~2000mAhの充電池で約60~80分、2400~2500mAhの充電池で約75~100分の目安の時間で充電されていく。上部には最大20本収納でき、充電が終了すると下部の電池保管容器に貯まっていくので手間いらずだ。大量に充電池を使う無線家にとって便利だろう。
本体サイズは約92(W)×212(H)×120(D)mm、本体重量:約622g(本体のみ)、定格電圧はDC12V、定格電流は2Aで、価格はオープンプライス。実販価格では16,500円(税別)前後で、8月10日(木)から販売が開始される。
●ENEROID(海外仕様版プロモーションビデオ)
●関連リンク:EN20B(ケンコー・トキナー)
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