先週の記事ランキング上位は、9月2日(土)と3日(日)に東京ビッグサイトで開催された「ハムフェア2017」の関連記事が2位以外すべてとなった。なかでも、アイコム株式会社が参考出品として同社ブースで発表した、デスクトップタイプの144/430/1200MHz帯オールモード機「IC-9700」のニュースに関心が集まった。IC-7300と同じサイズのボディでSSB/CW/FM/D-STARの各モードに対応し、D-STARは1200MHz帯のDDモードにも対応する。10位には、「IC-9700」の特徴などについてアイコムスタッフが説明を行った動画記事もランクインしている。
続く2位は、「<太陽活動が活発化!大規模フレアが発生>9月8日(金)午後、太陽風が地球に到達しHFなど通信に影響を与える可能性ありと注意喚起」。日本時間の2017年9月6日(水)の夕方から夜にかけ続けて2回、太陽で大規模フレア(爆発)が発生し、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT )が「人工衛星の障害やGPSを用いた高精度測位の誤差の増大、短波通信障害や急激な地磁気変動に伴う送電線への影響などが生じる恐れがある」と注意を呼び掛けているというニュース。今回のXクラスのフレアとは、小規模な順にA→B→C→M→Xとクラスが分けられている最大のもので、X9に達するフレアは2006年12月5日のX9.0以来、実に11年ぶり。さらに“サイクル24で最大規模のフレア”だと伝えている。「ハムフェア2017」関連以外の記事として唯一この1本がランクイン。テレビや新聞などでも大きく報道され、関心の高さがうかがえる。
3位は「ハムフェア2017」の1日目の様子を速報で伝えた記事だ。今年は夏休みが終わった9月の開催で、また台風15号が関東沖に接近する予報も出て来場者の出足が心配されたが、会場内は開幕直後から盛況の状態が続いた。記事ではメーカーブースを中心に、アイコムが144/430/1200MHz帯のオールモード機「IC-9700」を初披露したほか、ハンディタイプの広帯域受信機「IC-R30」の実機も初展示。JVCケンウッドはケンウッド設立70周年記念モデルで限定70台販売の「TS-590SG70」を展示。エーオーアールは各種のデジタル通信に対応したハンディタイプの広帯域受信機「AR-DV10」ほか受信機数モデルを初披露。アツデンはHF~50MHz帯の国産リニアアンプ2機種「AZR-550FZ」「AZR-1000」を初展示した。なお、会期中の合計入場者数は39,000名となり、土日の2日間開催となってからは過去最高を記録した。
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1)【ハムフェア2017】<D-STARを含むオールモードに対応!!>アイコム、144/430/1200MHz帯デスクトップ機「IC-9700」を発表!!
2)<太陽活動が活発化!大規模フレアが発生>9月8日(金)午後、太陽風が地球に到達しHFなど通信に影響を与える可能性ありと注意喚起
3)【ハムフェア2017】<各社新製品・参考出品を速報!!>ビッグサイト4階で開催のハムフェア、2日間合計39,000名の来場者で賑わう
4)【ハムフェア2017】<第1弾!画像で見るダイジェスト>誰が写っているかな!?クラブブース、一般展示&純粋展示は大賑わい
5)【ハムフェア2017】<10種類のデジタル通信に対応>エーオーアール、広帯域受信機「AR-DV10」「AR5700D」「AR-ALPHAⅡ」を発表!!
6)【ハムフェア2017】アツデン、HF+50MHz帯のリニアアンプ「AZR-550FZ」「AZR-1000」を発表!!
7)【ハムフェア2017】<GPS搭載で100kHz~3.3GHzをカバー、2波同時受信・録音も可能>アイコム、デジタル通信対応の広帯域受信ハンディ機「IC-R30」を展示!!
9)【ハムフェア2017】<動画リポート第2弾>注目の参考出品!! 「IC-9700」の概要をアイコムのスタッフが説明
10)【ハムフェア2017】<中華製・HFトランシーバーからJARL資格別門標バッジ化まで>クラブブースで“気になったモノ”を一挙紹介!
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