アマチュア無線家にとって、沖ノ鳥島(東京都小笠原村)は、一時期DXCC上で別カントリーになったことや、1976年にはJARLによるDXペディション(7J1RL)が行われたことなどから、興味を持つ方も多いのではないだろうか。
新聞報道によると、東京都小笠原村は、太平洋戦争後に米国の施政権下となった小笠原諸島が日本に返還されて45年になるのを記念し、沖ノ鳥島を船上から見学するツアーを、10月25~27日に行うことになったという。
ツアーは小笠原村民が対象で、10月25日に貨客船「おがさわら丸」で父島を出港し、約1,700km離れた沖ノ鳥島を目指す。ただし島の周囲は浅瀬で接岸できないため、上陸はしないという。
沖ノ鳥島は現在も無人島だが、国土交通省による港湾建設が進んでおり、2016年には大型調査船も停泊可能な岸壁が完成する予定という。
●関連リンク:東京新聞「沖ノ鳥島ツアーを企画 返還45周年、小笠原村」
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