アイコム株式会社は、同社のフラッグシップモデルであるHF~50MHz帯オールモード機・IC-7800に、数々の新機能を追加するソフトウェアのバージョンアップを実施する。詳細はハムフェア2013の同社ブース内で展示発表される。
IC-7800は2003年12月に発表された同社の最高級固定機(標準価格1,050,000円)。現在、大手の各メーカーで発売されている70~100万円超の高級モデルの先鞭となった1台である。
今回そのソフトウェアをバージョンアップ(年内開始予定。既存のIC-7800ユーザーに対しても無料で新ファームを提供)することで、次のような機能などが追加される。
・ウォーターホール表示
・オーディオスコープ
・PCレスのリモートシャック対応
・マウスによるスコープ操作
・APF ON時の音量を0~6dBの範囲で調整可能
・ログ代わりにも使える、長時間のQSO録音機能
今回のバージョンアップは来年、創業50周年を迎える同社の「Flagship Project」の一環と位置づけされている。同プロジェクトとして、ほかにどのような計画が控えているかにも注目が集まりそうだ。
●関連リンク:IC-7800(アイコム)
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