米国ノースカロライナ州に住むJonathan Trappe氏(KJ4GQV)が、2年間の準備を経て、9月12日12:00(UTC)、メイン州カリブからヘリウムガス使用のクラスター風船で「大西洋横断」の冒険に出発した。
サポートしている英国AMSATによると、Trappe氏 は風船に14.0956MHzのビーコンと 144.390MHzの APRS送信機を積んでいる。
このうち、14.0956MHzのビーコンは「NGØX」のコールサインで10分間隔で送信する予定。一方、144.390MHzのAPRSは「KJ4GQV」のコールサインで位置情報を発射。風船の位置が米国とカナダの陸地から150マイル以内であれば下記のリンクから追跡が可能だ。
この冒険の詳細はTrappe氏 のWebサイト、http://clusterballoon.com/ またはfacebookページhttps://www.facebook.com/jonathan.r.trappe.1 で確認できる。(ARRLニュース 9月12日 ※許可を得て翻訳転載/(C)ARRL)
<9/14追記>BBCその他の報道によると、この冒険は離陸数時間後にトラブルが発生。計画を中断し、カナダのニューファンドランド島に着陸したとのこと。Trappe氏は無事。
●関連リンク:
「Radio Amateur Takes Off on Transatlantic Cluster Balloon Attempt」ARRL NEWS
Jonathan Trappe’s ClusterBalloon.com
facebook page of Jonathan R. Trappe
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