JARLメールマガジンによると、このほどアワード規定の一部改正が行われ、「WARCアワード(WARC-1000、10MHz-100、18MHz-100、24MHz-100)」の4種類で、これまで2002年4月1日以降の交信(受信)のみが有効だった“交信年月日制限”が撤廃された。すでに第13回JARL理事会での審議を経て、2013年9月28日から施行されている。
10月7日付のJARLメールマガジンに、「WARCアワード(WARC-1000、10MHz-100、18MHz-100、24MHz-100)の交信年月日制限の撤廃」というニュースが紹介されている。これは先日開催された第13回理事会で、「WARCアワードに関し、発行開始から10年が経過し、過去の慣例にならい交信有効年月日を撤廃する」という、アワード規程の一部改正がアワード委員会から答申され、その取り扱いを審議した結果によるものだ。
理事会概要によると「WARC アワードの魅力をさらに増すことが期待でき、WARCバンドのより一層の活性化が望めることなどの理由により同委員会の答申を受理し、全員異議なく原案どおり承認し、即日施行することにした」という。
WARCバンド(10/18/24MHz帯)は1982年ごろから順次バンド開放が行われた。2002年4月以前にWARCバンドでQSLを集めた人には、今回のルール改定は朗報と言えるだろう。
●関連リンク:
・JARL発行アワードFAQ「WARC-1000~10000」(JARL Web)
・WARC アワードのルール(JARL Web/PDF形式)
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