9月27日、福岡県京都郡みやこ町の公園で、総務省九州総合通信局監視課による「規正局」と、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の「アマチュアガイダンス局」が、九州地区で初めてとなる連携運用を行った。
これは、近年、東九州自動車道建設に関わる車両の一部に紛れ込んでいると思われる集団の不法・違法無線行為が目立ち、JARLのガイダンス局の指導にも限界があるため、九州総合通信局の規正局と連携し強力に指導を行うことになったもの。
JARL Webに掲載された記事には、
『“電波法違反は1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられる”という規正局の厳しいメッセージを聞くと停波する局、おもむろにコールサインを送出する局もあり、規正局の威力は絶大でしたが、中にはでたらめなコールサインを騙る局もあり、これには総通監視課の方々もあきれかえっていました』
『反省点としては、どこから漏れたのかわかりませんが、このような監視をおこなうという情報が事前に関係者に漏れていたことです。慎重に事を運んだつもりでしたが、どこかに落とし穴があったようです』
『今回の連携運用のおかげで、京築地区の144MHz帯と430MHz帯は数日間、不法・違法無線局の交信が聞こえなくなったようです。しかしその翌週には、また以前と変わらず不法・違法局の電波が聞こえはじめて来ています』
といった、運用現場からの生々しいリポートも掲載されている。詳細は下記関連リンクより。
●関連リンク:
・九州地方で初の総合通信局規正局およびJARLアマチュアガイダンス局の連携運用を実施(JARL Web)
・九州総合通信局規正局およびJARLアマチュアガイダンス局の連携運用を実施(JARL Web)
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