自立タワーの撤去を行う様子が収められた海外動画である。大胆にもタワーごとクレーンで引き抜いて、うまく地上に寝かせようという作業だが、あと少しというところでタワーとクレーンを結んでいたワイヤーが無残にも切れてしまったのだ…。
タワーの重量を含めると数百kgはあるだろうと思われる鉄製のタワーに、トライバンダーの八木アンテナ類が取り付けてある。仲間とともに行う、そのタワーの撤去作業の様子が記録された動画だ。一般的にはアンテナ部分を撤去して、マストを抜き、タワーを1段1段外していくという工程を思い浮かぶが、そこは時間短縮。強引!?にも、クレーンで引き抜いてしまおうという作戦である。
初めのうちは作業も順調に進み、タワーが根本から外れていく。外したワターの根本を数人で引っ張っていき、タワーを寝かせる体制へ。次第にタワーが斜めになるにつれ、一瞬にしてワイヤーが切れてしまった(3分8秒あたりの映像)。角度が悪かったのか、タワーとクレーンの間にワイヤーの遊び(余裕)がなかったためなのか。切れた瞬間、アンテナが弓なりになり、衝撃の度合いが伝わってくる。
言うまでもなく、重力には逆らえなかった。無残にもアンテナはグチャグチャ。タワーも途中から折れ曲がってしまった。そして呆然とする仲間たち…。
●大胆にもタワーごとクレーンで引き抜くという撤去作業。しかし結果は…
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