11月7日、ロシアのソユーズ宇宙船で、NASAのマストラキオ宇宙飛行士(KC5ZTE)、ロシアのチューリン宇宙飛行士(RZ3FT)、日本の若田宇宙飛行士(KC5ZTA)の3人が、国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。これでISS滞在のクルーは最大の9名となった。 新しいクルーは、2014年冬季五輪ソチ大会用の聖火トーチをISSに運びこんだ。
マストラキオ、チューリン、若田の3飛行士の到着で、ISSでは2009年10月以降初めて最大9人のクルーになった。
クルーは11月10日に第37次隊コマンダーのユールチキン飛行士(RN3FI)、NASAのナイバーグ飛行士、ヨーロッパのパルミターノ飛行士(KF5KDP)が166日の任務を終えて地球に帰還、6人体制に戻る。ロシアのコトフ飛行士が第38次隊のコマンダー(船長)としてISSに残り任務を引き継ぐ。
コトフ飛行士、ロシアのリザンスキー飛行士、NASAのホプキンス飛行士(KF5LJG)は来年3月に帰還予定。その後の第39次隊では若田飛行士が日本人初のコマンダーとなる。マストラキオ、チューリン、若田の3飛行士は来年5月までISSで任務にあたる。(ARRLニュース 11月7日 ※許可を得て翻訳転載/(C)ARRL)
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