11月11日、3人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)から無事帰還した。第37次クルーのESA(Europian Space Agency) ルカ・パルミターノ飛行士(KF5KD)、ロシアのISSコマンダー、フョードル・ユールチキン飛行士(RN3FI)、NASAのカレン・ナイバーグ飛行士だ。さる5月に彼らがISSに向けて旅立った時と同じソユーズ宇宙船で、カザフスタンの大草原に着陸した。彼らは先日、第38次クルーがISSに持ち込んだソチ冬季五輪用の聖火トーチを持ち帰った。
パルミターノ飛行士はイタリア宇宙局とNASAの協定でISSでの5か月間に亘るミッションを遂行した。宇宙滞在中、彼はとても情熱的なハムとして、ARISSスクールコンタクトの交信にあたった。「学生たちによる質問に時間内に答えきれなかったとき、彼は軌道を計算して、可能な時に継続してコンタクトしてくれた」とARISSヨーロッパ議長 ガストン ・バーテルス氏(ON4WF)は報告している。
彼の宇宙空間でのARISSスクールコンタクト数は歴代4位の記録となり、また「IRØISS」として地球上のハムと230以上のランダムな交信をしている。 (ARRLニュース 11月11日 ※許可を得て翻訳転載/(C)ARRL)
●関連リンク: 「Two Hams, Olympic Torch Return Home from ISS 」ARRL NEWS
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