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D-STARレピータ「JP1YJV」でも“天頂衛星干渉試験”を実施

12月4日午後、神奈川県藤沢市の湘南工科大学に設置されたD-STARレピータ「JP1YJV」を使用し、総務省が1200MHz帯の周波数を共用する測位衛星の補強・補間信号との干渉確認試験を総務省が実施する。

 さる11月20日、東京都中央区日本橋浜町の「JP1YIU」レピータにおいて、総務省が「天頂衛星干渉試験」を実施したが、同様の試験が12月4日に神奈川県藤沢市の湘南工科大学にあるD-STARレピータ「JP1YJV」で実施されることになった。
 D-STAR NEWSによると内容は下記のとおり。この時間帯は管理団体の優先使用となる。

・日時:12月4日(水) 午後 12:00~17:00 の間(雨天順延)
・周波数:1200DV および 1200DD
・内容:総務省による1200MHz帯の周波数を共用する測位衛星の補強・補間信号との干渉確認試験

 JARLが掲載している「準天頂衛星システム(QZSS)とアマチュア無線」というWebコーナーによると、2010年9月に打ち上げられた国産の準天頂衛星「みちびき」が発する測位信号の1つが、1200MHz帯アマチュアバンド内の1278.75MHz(帯域幅42MHz)を使用しており、これを受信する地上の測位システムが、1200MHz帯のアマチュア無線の電波により、影響を受けることが過去の実証実験で判明しているという。今回の干渉実験は、今後の同衛星と1200MHz帯のアマチュア無線の共存を考える上で重要なデータとなる。

●関連リンク:
・JP1YJVレピータの天頂衛星干渉試験について(D-STAR NEWS)
・準天頂衛星システム(QZSS)とアマチュア無線(JARL Web)

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