アイコム株式会社は11月29日、同社のフラッグシップモデルである「IC-7800」に、各種の新機能を追加した新ファームウェア「Ver.3.00」を同社Webサイト上で公開した。既存のIC-7800ユーザーは無償でダウンロードし導入できる。
アイコムのIC-7800は、2003年12月に発表された同社の最高級機種。2013年8月に開催されたハムフェア2013の会場で、各種の新機能に対応したファームウェアを搭載したバージョンを参考出品。その後11月末に「IC-7800新機能追加モデル」の名称で発売を始めると告知した。
今回公開された新ファームウェアは、既存の同機種ユーザーに向けたもので、インストールすることにより「IC-7800新機能追加モデル」と同じ機能が利用できるようになる。
「IC-7800新機能追加モデル」に追加された、おもな特長
・バンドの状況等をより詳細に把握できるウォーターフォール表示機能
・バンドスコープのマウス操作(キーボードとマウスの同時接続にはUSBハブが必要)
・送受信音の解析が可能なオーディオスコープ機能
・PCレスリモートシャック対応&CI-Vによる電源コントロール
・最大約9時間の録音、送信音の録音にも対応するなど録音機能を強化
またIC-7800のファームアップに合わせて、コントロールソフトウェア「RS-BA1」も新ファームアップが公開された。
RS-BA1 Ver1.41からVer1.50のおもな変更点
・IC-7800ファームウェアVer.3.00に対応
サーバー側PCレスの遠隔操作運用に対応
APF AFレベル調整に対応
・遠隔操作による電源ON/OFF機能追加
(IC-7800 ファームウェアVer.3.00以降 / IC-7100シリーズのみ)
・レピータリストのグループ数を最大30に拡大
・レピータ情報の記録件数を最大1200に拡大
詳細とダウンロードは下記関連リンクより。
●関連リンク:
・取扱説明書 Ver 3.00 ファームアップについて (アイコム)
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