ソ連時代に「モスクワ放送」と呼ばれた、「ロシアの声」(Voice of Russia、VOR)。2014年1月1日をもって短波放送を終了する方針だったが、同局は12月19日に新たな決定を行い、日本語放送は2014年3月29日まで短波での放送が継続されることになった。ただし中波放送は今年末で終了となる。
短波放送の継続については、12月21日土曜日に「ロシアの声」日本語放送の番組「お便りスパシーバ」の中で突然発表された。その要約は下記のとおり。
「ロシアの声日本語放送は12月19日に新たな決定を行いました。来年1月1日から3月29日まで、放送は短波の5980kHzで継続されます。しかし720kHzの中波放送は停波(中止)となります。
これまでの発表では“短波は中止で、中波は継続”となっていましたが、これが逆になりました。これによって短波放送でモスクワから、ソチオリンピック・パラリンピックの情報が伝えられることになりました。
なお、3月30日以降がどうなるかは現時点ではっきりしていません。とにかく3月29日までは継続になります」
この放送内容は下記関連リンクの「ロシアの声 日本語放送アーカイブ」で聞くことができる。
●関連リンク:
・ロシアの声 日本語放送
・ロシアの声 日本語放送アーカイブ(短波放送継続については、土曜日2回目の放送のアーカイブ、27分50秒付近で告知されている)
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