12月11日にお伝えした、国立大学法人信州大学「ぎんれいプロジェクト」による可視光通信実験衛星「ShindaiSat(シンダイサット)」=愛称「ぎんれい」を搭載するH-IIAロケット23号機の打ち上げが、2014年2月28日に決定したと、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が12月26日に発表した。
H-IIAロケット23号機は、日本時間2014年2月28日(金)午前3時7分から午前5時7分の間に、H-IIAロケット23号機は種子島宇宙センターから打ち上げられる。
ロケットには、全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)のほかに、7基の小型副衛星(ピギーバック衛星)が搭載される。そのうちの1つが、信州大学「ぎんれいプロジェクト」による可視光通信実験衛星、愛称「ぎんれい」だ。GPM主衛星切り離し後に、余力を使ってピギーバック衛星は宇宙へ離される。
すでに、「ぎんれい」運用のため、人工衛星局として「JR0ZST」が、地上局として「JR0ZSU」と「JR0ZSS」の計3局のアマチュア無線局に対して予備免許を付与されている。
宇宙航空研究開発機構のWebサイトにはスペシャルムービーなどが見られる「GPM/DPRスペシャルサイト」も設けられている。
●可視光通信実験衛星「ぎんれい」運用のため、計3局のアマチュア無線局に対し予備免許を付与
●関連リンク:
・プレスリリース:全球降水観測(GPM)計画主衛星の打上げについて(宇宙航空研究開発機構)
・ファン!ファン!JAXA!「雨雲を味方にせよ。」雨雲スキャンレーダ「DPR」を乗せたGPM主衛星をH- IIAロケット23号機で打ち上げます!(宇宙航空研究開発機構)
・H-IIAロケット23号機の打ち上げは2014年2月28日(オビカキ)
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