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周波数は2.485MHzだって? ソビエト時代の謎のSSBトランシーバーがヤフオクに蔵出し出品!

ソビエト時代のロシア製SSBトランシーバー「KARAT-2H」というモデルが、“蔵出し”“完動作品”としてヤフオクに出品されている。頑強な合皮ハードケースの中に、本体と一体型電池ボックス、ダイポールアンテナ、つなぎ式ホイップアンテナ、スピーカーマイク、予備ヒューズ、電源アタッチメント、取扱説明書という完璧なセットだと紹介されている。しかし、周波数は正面パネルの銘板に書かれている「2.485MHz」、そしてSSBモードというのだが、詳細は不明なのだ。

 

 

 

周波数は2.485MHz、そしてSSBモードという聞きなれない仕様に謎が深まるばかりだ(ヤフオクの画面から)

周波数は2.485MHz、そしてSSBモードという聞きなれない仕様に謎が深まるばかりだ(ヤフオクの画面から)

 

 

 今回、ヤフオクにちょっと気になるロシア製無線機が出品されていた。「絶対安い大放出! ロシア製SSBトランシーバー KARAT-2H」というタイトルが付けられ、「ナストロイカ、パスポートSSBトランシーバーカラット」と言う機種らしい。

 説明文には、「兵士がプライベートで持っていたと聞いています。招集とか突然の有事に対応するためだと思います。周波数は正面パネルの銘板にも書かれている2.485MHz、SSBになります。電池ケースも綺麗です、この大きさは単一電池でしょう。球露屋は外部電源13.8Vでテストしました。ツマミはVXOのような周波数微調整ツマミ(SSBだから当然)キャリヤ調整のようなツマミ(マイクゲイン)と音量ツマミ、メインツマミはトーン送出(調整用?)通常交信電源切りの切り換えのようです。音声の強弱で何個かのLEDがバーグラフのように点灯します。一番左のLEDは電源電圧低下表示のようです」と書かれている。

 当然、国内では使えないが、画像をみると1970年代を思わせる外観に、ケースにはつなげて使うアンテナが何本も確認できる。そうは言っても、2.485MHzが事実ならば、波長にすれば120mもあるわけだ。このアンテナで受信はともかく、送信に対応するのか不安が残る。

 無線機本体はもちろん、ハンドマイクも何ともレトロチックで懐かしい。入札価格は29,800円、即決価格は45,000円で、1月8日(水)午後7時現在、まだ入札されていない。

 

 

非常にシンプルな操作パネルにマイクもシンプル。1970年代の無線機を思わせるレトロチックさ(ヤフオクの画面から)

非常にシンプルな操作パネルにマイクもシンプル。1970年代の無線機を思わせるレトロチックさ(ヤフオクの画面から)

 

 

●関連リンク:絶対安い大放出! ロシア製SSBトランシーバー KARAT-2H(ヤフオク)

 

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