2013年12月25日に東京地方裁判所が「破産手続き開始」の決定を行った、株式会社東京ハイパワー。同社のWebサイトは12月27日午後に消滅したが、米国の「TOKYO HY-POWER LABS USA」のサイトは、1月13日現在で一部ページへのアクセスが可能な状態だ。同社の一部製品の回路図や英文マニュアルのダウンロードができるほか、製品情報やありし日の製造風景なども閲覧できる。
<hamlife.jp追記>本記事は2014年1月13日に掲載したものです。その後、記事内で紹介している同社関連サイトへのアクセスは不能になっています。ご注意下さい。
2014年1月13日現在、東京ハイパワーの米国拠点「TOKYO HY-POWER LABS USA」のWebサイト(http://www.tokyohypower.com/index.html)は、トップページを使って、同社の一部製品のマニュアルと回路図をPDF形式で公開している。
★「TOKYO HY-POWER LABS USA」で公開されている、東京ハイパワー製品の回路図
・HL-37V
・HL-1K6(マニュアル内に掲載)
・HL-1.2KFX(マニュアル内に掲載)
・HL-1KGX
・HL-1.5KFX(マニュアル内に掲載)
・KIC-II
・HL-100BDX(マニュアル内に掲載)
・HL-200BDX(マニュアル内に掲載)
・HL-45B(マニュアル内に掲載)
・HL-700B
・HL-82V
・HL-110V
・HL-160V25A
・HL-180V
・HL-350VDX
・HL-500V(マニュアル内に掲載)
・HC-200AT(マニュアル内に掲載)
★「TOKYO HY-POWER LABS USA」で公開されている、東京ハイパワー製品の英文マニュアル
・HL-37Vsx
・HL-550FX
・HL-1K/A
・HL-1K6
・HL-1.1KFX
・HL-1.2KFX
・HL-1.5KFX
・HXT-1.5KF
・HL-2K
・HL-2.5KFX
・HL-2KFX
・HL-100BDX
・HL-200BDX
・HL-450B
・HL-45B
・HL-700B
・HL-350VDX
・HL-500V
・HL-130U
・HP-460
・HC-150/HC-200
・HC-200AT
・HC-2000
・HC-1.5KAT
トップページから他のコンテンツページへの直接アクセスはできなくなっているが、多くのコンテンツページは現在も閲覧可能な状態にあるようだ。たとえば「Factory Tour」というコーナー(http://www.tokyohypower.com/tour.html)では、日本の生産拠点における、同社リニアアンプの製造風景をはじめ、本社社屋やアマチュア無線のシャック、イベント出展時のブース写真など、日本の同社サイトでは公開されなかった貴重な画像を見ることができる。
なお、「TOKYO HY-POWER LABS USA」のWebサイトが今後も稼働を続けていく保証はまったくない。特にマニュアル(英文)や回路図が必要な無線家は、早めのダウンロードが肝要だろう。
●関連リンク:
・TOKYO HY-POWER LABS USA
・東京ハイパワー説明書
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