「月刊SUVマガジン」をはじめとする自動車雑誌で知られる桜花出版から、1月25日に「デジタル簡易無線スタートブック」が刊行される。A4サイズ・オールカラーの豪華な作りで、一般向けに351MHz帯デジタル簡易無線登録局の活用を提案していく内容だ。価格は1,800円。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。
桜花出版はランクル、デリカ、パジェロ、ジープなどのSUV車を中心とした自動車雑誌で知られる出版社だ。今回初の試みで、月刊SUVマガジン別冊として「デジタル簡易無線スタートブック」を1月25日に刊行することになった。
351MHz帯のデジタル簡易無線登録局(デジ簡)は2008年に制度化されたもので、最大5W出力でありながら、資格不要で誰でも使える(総務省への登録手続きが必要)ことから人気が高まりつつある。現在はアイコム、アルインコ、JVCケンウッド、八重洲無線の4社が対応機種を発売している。
同書の目次によると、女性アイドル2名がデジ簡トランシーバーを持って林道ドライブを楽しむ企画や、デジ簡の基礎知識、無線機の選び方、免許申請の方法、愛車へのセッティング、グループ交信や見知らぬ人との交信方法、電波をより遠距離まで飛ばすテクニックなど、無線に関する基礎的な話題が網羅されているようだ。
これまで、レジャーやカーライフで351MHz帯デジタル簡易無線登録局の活用提案をする雑誌は発売されていなかったことから、同書は無線業界でも注目されることだろう。
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●関連リンク:デジタル簡易無線スタートブック(桜花出版)
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