2月1日から上昇を始めた太陽黒点数(サンスポットナンバー)だったが、2月4日の「183」から翌日の2月5日には「234」へ急上昇した。1月6日以来、1か月ぶりに200を突破した。果たしてこの数値は長続きするのか、また実感できるコンディションは期待できるのか?
「太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター」の発表によると、2月5日の数値が「234」と、久々に200を突破した。太陽黒点(サンスポットナンバー)は11年前後の周期で増減し、現在は「サイクル24」のピークを迎えていると言われているが、いまだに期待できるコンディションは長続きせず、残念な結果が続いていたのだ。
一方、「サンスポットナンバー」が太陽側のコンディション数値ならば、地球側の地磁気活動を表す「A-Index」や「K-Index」は、静穏でHF通信に適した状況が続いている。
折しも15年ぶりのQRVで、世界中のDXerがお祭り騒ぎ状態の南インド洋に浮かぶフランス領の孤島、「アムステルダム島」からDXペディション(コールサイン「FT5ZM」)が行われている(1月27記事)。ハイバンドでも強い信号がJAに届き、多くのハムが交信に成功していることを考えると、今度こそ期待は膨らむ!?
●<15年ぶりのQRV>ついに“祭り”が始まった! 南インド洋に浮かぶ孤島「FT5ZM」、大規模DXペディションがスタート
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