「FT5ZM」のオンエアーが帰路の旅を残して終了した。このニュースは、バンドの大部分を占める混沌かつ強烈なパイルアップと戦っていた非DXerには歓迎されるが、この珍局を追いかけても交信ができなかったオペレーターには深いため息をつくものだろう。アムステルダム島DXペディションチームは、SSB、CW、RTTYで、165,000QSOを記録した。アムステルダム島は、ClubLog DXCC Most Wanted List において第7位のエンティティーである。
「今週末、大きな嵐が彼らに向かってくるとの予報がある。」とFT5ZMのパイロットステーションの一人であるVal Hotzfeld氏(NV9L)は言う。 「すべての荷造りが終わり、Braveheart号への積み込みを待っている」しかし、積み込みをするにはあまりに海が荒れていると報じられたため、今は作業を待たなければならない。 Hotzfeld氏は「FT5ZMチームは嵐を避けるため、できるだけ速く出港したい」と語った。
すべてのFT5ZMログは2月12日遅くにClubLogにアップロードされ、Online QSL Request Service(OQRS)が開始された。 FT5ZMとの最後の交信は、2月12日2時20分UTCにAA4SCがその名誉を受けることとなった。
今回のDXペディションの費用は450,000ドルである(現在まで、その金額は満たされていない)。アムステルダム島DXペディションへの寄付や、DXペディション自体の詳細な情報は、FT5DXのWebサイトで閲覧可能だ。 ARRLは、このDXペディションを支持し「コルヴィン賞」の補助金を拠出している。 (ARRLニュース2月12日 ※許可を得て翻訳転載/(C)ARRL)
●関連リンク:
・「Amsterdam Island FT5ZM DXpedition is Over」ARRL NEWS
・FT5ZM Amsterdam Island DXpedition 2014
・DXCC Most Wanted List (ClubLog)
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