さる2月2日に開催された、JARL静岡県支部主催「静岡県東静アマチュア無線フェア」に参加した東海総合通信局が、2月18日付の同局Webサイト「マイメディア東海」という広報記事で、当日の模様を詳細にリポートしている。会場となった沼津市の愛鷹地区センターには、メーカーによる無線機などの展示、各クラブの展示、ジャンクコーナーなどが設けられ、260名を超えるアマチュア無線家で賑わったという。
後援団体として参加した東海総合通信局は、展示コーナーでルールに違反している無線局に対して直接注意を行う「規正用無線局」の展示や、規正用無線局の規正内容を実際に聞きながら電波監視について説明を行い、電波監視の現状と重要性をPRした。また、屋外には不法無線局移動探索車「DEURAS-M(デューラス・エム)」を公開し、見学者に最新のシステムを体験してもらった。
一方、大会議室では開会式に続き、「電波監視官として南極越冬隊員として」と題して、日本南極地域観測隊として南極越冬隊員の経験がある監視課の野口電波監視官が、最近の混信などの申告の状況や、不法・違法無線局の動向、当局の電波監視や取り締まりなどの説明とともに、南極越冬隊での仕事や南極での生活、南極の自然や動物、JARLが開設する昭和基地のアマチュア無線局8J1RLの状況や運用などについて講演を行った。
なお、当日の「静岡県東静アマチュア無線フェア」の模様は、JARL静岡県支部のWebサイトでも紹介されている。
●関連リンク:
・マイメディア東海(総務省東海総合通信局)静岡県東部のアマチュア無線家の祭典に出展
・2013年度JARL静岡県支部東部合同ミーティング 東静アマチュア無線フェア(JARL静岡県支部)
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