きょう3月2日、JARL千葉県支部主催「ちばハムの集い2014」が開催された。あいにくの雨にもかかわらず、会場には多くのハムが集まり、ジャンク市やメーカー展示、講演会などを楽しんだ。稲毛JARL会長・JA5MGをはじめ多数の来賓も駆けつけたほか、会場からは8J1IC、8J1MTD、8J130MUT、JA1YAAの4局が、同時に記念のPR運用を行った。
3月2日(日)、千葉県四街道市の四街道市文化センターで開催されたJARL千葉県支部主催「ちばハムの集い2014」。午前9時30分から会場はオープンし、午前中はジャンク市やメーカー展示などがメインで、午後は稲毛JARL会長(JA5MG)をはじめ多数の来賓が出席するなか、事業報告や事業計画、コンテストの表彰式など支部大会が行われた。
稲毛JARL会長は挨拶の中で、JARLの置かれた厳しい財政事情の理解と、JARL事務局の移転、いわゆる会費前納会員、終身会員制度の終了に伴う4月1日からの「ライフメンバー」への移行などについての説明に多くの時間を割いていた。
また、来賓として出席していた一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の有坂副会長(JA1HQG)は、挨拶の中でJARDの2014年度の事業計画について触れ、eラーニングを活用した“2アマの養成課程講習会”の制度創設を総務省に働きかけていくこと、4月から4アマ標準コースの受講料減額措置を「18歳以下」に拡大すること、従来は東京地区の4アマ標準コースで実施していた、受講者対象の「ビギナーズセミナー」を全国の講習会で展開し、健全なアマチュア無線家の育成に務める、といった重点方針を説明した。参加者からは、特に「2アマ養成課程講習会」に期待する声が高かった。
今回のイベントで特徴的だったのは、市原市市制施行50周年記念局「8J1IC」、松戸市市制施行70周年記念特別局「8J1MTD」、睦沢町町制施行30周年記念特別局「8J130MUT」、そして ちばハムの集い2014PR運用JARL局「JA1YAA」の4局が、会場から同時に記念運用を行ったことだろう。どの局もオンエアーするやいなや、パイルアップ状態が続く盛況ぶり。4局ともJARL会員証と従事者免許証を持参すれば運用を行えた。
では現地の様子を写真で紹介しよう。(画像をクリックすると拡大します)
稲毛JARL会長・JA5MGをはじめ多数の来賓が出席するなか、「ちばハムの集い2014」は盛大に開催された
各メーカーの展示コーナーでは、熱心なハムが最新機器に見入っていた
来場者の楽しみの1つがジャンク市だ。掘り出し物を探すハムで会場内は熱気に溢れていた
会場駐車場では、市原市市制施行50周年記念局「8J1IC」のモービル運用
ちばハムの集い2014PR運用を行うJARL局「JA1YAA」
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