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<SECURITY SHOW 2014>JVCケンウッド、災害発生前後の緊急情報を無線で素早く伝える「緊急情報配信システム」を展示

株式会社JVCケンウッドは3月4~7日に東京・有明で開催された「SECURITY SHOW 2014」にブースを出展。災害発生前後の緊急情報を非常放送と無線で素早く伝える「緊急情報配信システム」などを展示。無線を使用したデモンストレーションを行った。

 

SECURITY SHOW 2014のJVCケンウッドブース

SECURITY SHOW 2014のJVCケンウッドブース

 

 ビルなどに設置されている構内放送設備は、防災センターや管理室などから建物内に設置されたスピーカーを動作させ、アナウンスをはじめとする情報伝達がを行えるようになっている。
 JVCケンウッドが展示した「緊急情報配信システム」は、この放送設備に「高度利用者向け緊急地震速報」(地震までのカウントダウンがあるもの)や「津波警報・注意報」などを自動的に放送される機能を付加。さらにデジタル簡易無線機(免許局、登録局)、特定小電力無線機などを放送設備に組み込み、携帯電話に頼らない通信手段の確保と情報収集が行えるほか、放送責任者が身の安全を確保した場所から、ハンディ無線機を使って肉声による避難誘導指示を放送できるようになっている。

 

JVCケンウッドの無線を利用した緊急情報配信システム(パンフレットより=クリックで拡大)

JVCケンウッドの無線を利用した緊急情報配信システム(パンフレットより=クリックで拡大)

 

無線機を組み込んだ、ラック型非常・業務用放送設備

無線機を組み込んだ、ラック型非常・業務用放送設備

 

展示されていた同社の業務無線機など

展示されていた同社のUHF帯簡易無線機(免許局)。左端は特定小電力無線機

 

無線機経由で、肉声による放送が可能

ハンディ無線機経由で、肉声による放送が可能

 

 さらに同社は、ヒビノ株式会社との共同開発による、「ユニバーサル型LED防災ボード」を展示。これはJ-ALERTで受信した緊急情報やさまざまな防災情報を文字データ化し、簡易無線で複数の電光掲示板へ向けて送信。その情報を一斉に伝達・表示できるというもの。無線伝送のためインターネット回線が不要で災害にも強いのが特徴という。

無線で文字データが送れる、ユニバーサル型LED防災ボード。ヒビノとの共同開発

簡易無線などで文字データが送れる、ユニバーサル型LED防災ボード。ヒビノとの共同開発

 

ヒビノのブースにも同じシステムを展示

ヒビノのブースにも同じシステムを展示

 

●関連リンク:
・SECURITY SHOW 2014 JVCケンウッドブースのご案内
・SECURITY SHOW 2014にLED防災ボードを出展いたします(ヒビノ)

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