大分合同新聞社のインターネット版「oita-press」は3月1日、大分県佐伯市の佐伯消防団城南分団が、非常時に備えて団員にアマチュア無線資格の取得を推奨していると伝えた。東日本大震災の発生当時、地元の消防団員が避難の呼びかけに当たったが、電話回線などが麻痺して団員間の連絡が困難を極めたことがきっかけだったという。
報道では、以前から無線の免許を持つ亀井分団長が、一斉に情報を伝えられるという、無線ならではの活用を思いついたと紹介。「法律の規定でアマチュア無線を通常の消防団業務で使えないが、大地震など非常時には使用可能になる」とし、災害時に使うためには普段から無線の知識と技術が必要と、分団長が免許取得を呼び掛けたことを紹介している。
82人の消防団員のうち、分団長が講師となって勉強会を開き、すでに6人が資格試験に合格している。亀井分団長は「日頃から備えていないと実際の災害や火災の時にも動けない。これからもさまざまなことを想定した訓練や工夫をして力を付けたい」と話していると、記事で伝えている。
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●関連リンク:佐伯消防団城南分団 非常時に備え工夫(大分合同新聞社)
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