読売新聞の富山地方版やチューリップテレビなどの報道によると、3月16日、富山県黒部市と長野県境に位置する北アルプス・五竜岳(2814m)近くの稜線で、立教大学山岳部のメンバー4人のうちの1人が滑落したため、アマチュア無線を使い救助要請を行った。その無線を聞いた長野県のハムが、長野県警に通報。富山県警山岳警備隊がヘリで救助に出動したという。
各報道機関は3月17日、前日の16日に「北アルプス・五竜岳(ごりゅうだけ)の近くで、登山をしていた45歳の男性会社員が尾根から滑落し、同行の登山メンバーがアマチュア無線で救助を要請。それを聞いた長野県内の無線家が長野県警に通報し、富山県警の救助ヘリが出動した」と報じた。
なお、ヘリによる捜索で尾根下の斜面に滑落したと見られる男性を発見したが、現場付近は風が強く陸路からのルートも困難を極め、富山県警は午後3時過ぎに捜索をいったん打ち切った。残り3人のメンバーは軽い凍傷などを負ったが、命に別条はないと伝えている。
●関連リンク:
・北アルプス・五竜岳で45歳男性滑落(チューリップテレビ)※動画あり
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