中国総合通信局は3月24日、不法無線局の取り締まりを実施した捜査機関のうち、既報のとおり(2月21日記事)、功績があった警察署3か所への感謝状贈呈の様子を公表した。
中国総合通信局は「不法無線局の取締りに功績のあった3つの警察署に感謝状を贈呈 ~電波利用秩序の維持に多大な貢献~」というタイトルで、管内3か所の警察署への感謝状贈呈の様子を紹介する画像を公開した。
中国総通は、「それぞれの署は、警察、消防・救急、防災行政無線などの国民生活の安心・安全に直結した重要無線通信に妨害を与える可能性のある不法無線局、また、国民生活に密接なテレビ・ラジオ受信などに障害を与えるおそれのある不法無線局を取り締り、電波利用秩序の維持に多大な貢献をされました」と紹介している。
【3月25日追記】 総務省の発表によると、各捜査機関の功績は以下のとおり。
1 島根県大田警察署
独自に不法無線局の取締りを実施し、消防、警察などの重要無線通信に妨害を与えるおそれのある不法アマチュア無線を検挙するなど、電波利用秩序の維持に多大な貢献をされました。
2 広島県三次警察署
独自に不法無線局の取締りを実施し、消防、警察などの重要無線通信に妨害を与えるおそれのある不法アマチュア無線を検挙するなど、電波利用秩序の維持に多大な貢献をされました。
3 山口県萩警察署
独自に不法無線局の取締りを実施し、漁業無線などに妨害を与えるほか、テレビ・ラジオの受信、電話機、コンピュータなどにも障害を与えるおそれのある不法市民ラジオを検挙するなど、電波利用秩序の維持に多大な貢献をされました。
3月12日の朝日新聞山口版によると、山口県警萩署は今年度、市民ラジオ(CB無線局)について検問などで計3件、3人を摘発されたことが評価されたという。萩署の近藤署長は「今後も違法な無線局の検挙摘発に努める」と語ったという。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:中国総合通信局 不法無線局の取締りに功績のあった3つの警察署に感謝状を贈呈(PDF形式
●いったん広告です: