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【追記:QRT情報】メリッシュ・リーフのVK9MT DXペディションチーム、悪天候により早めに撤収か?

VK9MTのDXペディションチーム(チームメリッシュ2014)は、4月3日の23:10UTCの情報として 「時おり、ひどい雨と強風が続く。 アンテナは風の中で容赦なく鞭打ちのようにしなるが、まだ作動している。運用場所のテントは揺れていて、非常に騒がしいので、オペレーターはあなたのコールを聞くのに苦労するかもしれない。 今日正午(現地時間)に、船長が、我々が明日までいるか、今日去るかどうかを決める」と伝えてきた。

 

 この天候悪化と強風は、太平洋のサンゴ礁から「Evohe号」(オーストラリアから彼らを1週間早く輸送した船)まで、VK9MT DXペディションのリーフチームを強制移動させた。 ひどい天気が持続するならば、活動は全て断念しなければならないだろう。 DXペディションは3月29日に活動を開始し、4月9日までメリッシュ・リーフの環礁上に残る予定だった。
「天気は、変わり続ける」とチームは4月3日に最新の報告をした。「昨晩、豪雨と強風に見舞われた」。DXペディションはアンテナ損害なしで生きのびたと言ったが、オペレーターは必須ではない機材とアンテナ数本(ちょうど建てたばかりの160mのアンテナを含む)を取り外した。 テントが壊れ、開いた窓からテント内に水が流入したが、オペレーション用のテントは無事で、機材は損害を受けなかった。

 

「明朝、島のすべての残り機材を取り外し、オーストラリアに戻る」とチームは伝える。船はマッカイ(オーストラリア)の母港に戻るが、海と風の状況により、目的地がその近くの場所になるかもしれないと付け加えた。 「たとえ嵐がおさまるとしても、おそらく我々には島に戻るのに十分な時間がないだろう」

  4月3日の早い段階で、チームは熱帯低気圧の中心がメリッシュ・リーフの北をうかがっていると報告した。非常事態には、運用を中止して、少なくとも一時的に環礁を去ることが計画されていた。 「DXpeditionチームとクルーの安全は、最優先事項」と、チームは言っている。  (ARRLニュース 4月3日 ※許可を得て翻訳転載/(C)ARRL )

 

 

【追記:QRT情報】
熱帯低気圧の接近により、VK9MTは4月5日(土)03:00UTC(日本時間昼12時)ごろにQRTした模様。

 

 

●関連リンク:

「Stormy Weather May Force Retreat of Mellish Reef VK9MT DXpedition Team」ARRL NEWS

VK9MT Mellish Reef 2014 DXpedition

VK9MT Mellish Reef DXpedition 2014 (Facebook)

DXCC Most Wanted List  (ClubLog)

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