岐阜県岐阜市のアマチュア無線ショップ「CQオーム」のトピックスページによると、アイコム株式会社は144/430MHz帯FMモービル機「IC-208」「IC-208D」と、1200MHz帯D-STAR機「ID-1」の生産を終了することになった。後継機種の予定はないという。
IC-208は2003年3月、ID-1は2004年8月に発売が開始されたロングセラーモデル。CQオームのトピックスページにによると、20WタイプのIC-208は2014年5月、ハイパワー版のIC-208Dは同4月が最終生産になる予定という。ID-1も含め、今後入手するには流通している市場在庫のみとなってしまう。
またID-1が生産終了した場合「1200MHz帯モービル機」の現行商品は事実上消滅、大手メーカーで1200MHz帯が運用できる機種は、アルインコのDJ-G7(ハンディ機)、アイコムのIC-9100/M(固定機、オプション対応)、JVCケンウッドのTS-2000SX/VX(固定機)が残るのみとなる。
CQオームでは「現在は、各機種とも在庫あります。ご希望の方はお早めにどうぞ」と案内している。
●関連リンク:ロングセラーIC-208/D・ID-1が生産終了!(CQオーム トピックスページ)
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