5月5日のこどもの日、今年も南極昭和基地のJARL局・8J1RLが、日本国内の小・中・高校生を優先して交信する「こどもの日の特別運用」を21MHz帯SSBで実施する。2014年のテーマは「みんなの夢を電波にのせて」。日本国内の小・中・高校生の局以外に「空中線電力10W以下の局」や「YL局」の優先交信も行われる予定だ。
JARL Webによると、今年も5月5日の「こどもの日」に南極昭和基地のJARL局、8J1RLが日本国内の小・中・高校生を優先して交信する「こどもの日の特別運用」が行われる。概要は下記のとおりだ。
★8J1RL「こどもの日」の特別運用の概要(JARL Webより)
●テーマ:みんなの夢を電波に乗せて
●交信担当:第55次日本南極地域観測隊
●運用日時:2014年5月5日(祝・月)18:00~19:00(JST)予定
●運用周波数:21.230MHz付近
●電波型式:SSB
●優先して交信をおこなう局:
(1)JARLが開設する社団局において運用する小学生、中学生、高校生
(2)日本国内の小学生、中学生、高校生が開設する個人局
(3)日本国内の小学生、中学生、高校生が運用する社団局(注1)
(4)日本国内の空中線電力が10W以下の個人局(注2)
(5)日本国内のYL局(注2)
注1:社団局については学校等の中に設置されているものでなくてもかまいません(たとえば、地域クラブ局の構成員となっているのであれば、その社団局のコールサインでもかまいません)。
注2:上記(1)~(3)の局からの呼び出しがなくなった場合に優先して交信します。
●補足事項:
・8J1RLの「こどもの日」の特別運用は、日本国内の小学生、中学生、高校生等が子供の日にアマチュア無線による南極昭和基地との交信を通じて、無線通信の素晴らしさを体験してもらうと共に、南極の自然科学に興味を持ってもらうことを主な目的としています。小学生、中学生、高校生等とは、学校教育法第一条に規定する学校に入学している方だけを指しているのではなく、次世代を担う青少年という意味で使用しているものです。 したがって、南極とぜひ交信してみたいおおむね満18才以下の人であれば交信を拒否するものではありません。
・SSB以外の電波型式へのリクエストには応じられません。
・当日の電波伝搬等の状況により交信できない場合もありますので、あらかじめご了承願います。
・QSLカードは、原則JARL経由のみとします(2015年4月以降、第55次隊が帰国後の発行となります)
なおJARL中央局JA1RL(東京都豊島区南大塚)は、5月5日の「こどもの日特別運用」にあわせて特別公開運用を5月5日の18~19時に実施。この公開運用に参加希望の小・中・高校生ハムを募集している。応募方法など詳細は下記関連リンクでJARLの告知を参照して欲しい。
●関連リンク:南極昭和基地8J1RLが5月5日「こどもの日」の特別運用を実施!(JARL Web)
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