無線機器や発振器などのキットを販売している愛媛県今治市の貴田無線設計は、7MHz帯のCWトランシーバーキット「KEM-TRX7-LITE」を期間限定で復刻販売しているが、受け付け終了がいよいよ4月27日(日)に迫った。送信出力は0.6W、LCD付きモデルが7,200円という手ごろな価格が魅力だ。
貴田無線設計の7MHz帯CWトランシーバーの基板キット「KEM-TRX7-LITE」は、DDS-VFOを搭載して7.0~7.2MHzを10Hz単位でフルカバー。受信部にはクリスタルフィルタ(帯域約400Hz)を使用、送信出力は約0.6Wで別途同社のリニアアンプキット(5,500円)を接続すれば約10Wまでパワーアップが可能となっている。さらにエレキーを内蔵しフルブレークインにも対応している。
その他、主要スペックは次のとおり。詳細は下記関連リンクから同社のWebサイトを参照して欲しい。
◆仕様:
・電波形式:CW
・送信範囲:7.000~7.200MHz
・受信範囲:7.000~7.200MHz(この範囲以外も受信できますが、バンドパスフィルタの影響を受けます)
・送信出力:約0.6W(別途リニアアンプ KEM-LINEAR-HFを接続すれば、約10Wでます)
・受信感度:約-105dBm(SGから信号を入れて、信号が聞こえなくなったときのSGの出力レベルです)
・フィルタ:クリスタルフィルタ帯域 約400Hz
・DDS-VFO:周波数ステップ10Hz単位で設定可能
・RIT:±9990Hz 10Hz単位
・エレキー:内蔵(通常の縦ぶれキーも使用できます)
・ブレークイン:フルブレークイン/セミブレークイン切替可能
セミブレークインのディレー時間は、10mS単位に変更できます。
・現状保存機能:終了時の状態から再開できます。
・サイドトーン:600Hz(サイドトーンボリュームあり)
・IF周波数の調整機能:クリスタル・フィルタのばらつきに対応するために、IF周波数をずらすことができます。
・音声出力:イヤフォンあるいは小型のヘッドフォンを使用してください。
・電源電圧:DC 9V~14V
・消費電流:受信時 約80mA
・送信時:約400mA(電源12V)
・基板サイズ:100mm×50mm(ただしLCDは含みません)
◆その他:別途プッシュスイッチが4個必要(押している時だけONになり、離すとOFFになるタイプのプッシュスイッチが、別途4個必要です)
◆販売期間:2014年4月27日までの期間限定です。
◆価格:
・KEM-TRX7-LITE LCD付き 7,200円
・KEM-TRX7-LITE LCD無し 6,700円
LCDには秋月電子のSC1602BS-B(-S0-GS-K)を使用しています。
(注意)LCDなしには、LCDと基板を接続するコネクタもありません。
※発送には15日~20日程度かかります。
【追記】貴田無線設計は4月28日、Webサイトで「基板が少しあまりそうなので、4月30日まで延長します」と、申込期間の延長をアナウンスした。
●関連リンク:
・期間限定 復刻販売 KEM-TRX7-LITE(貴田無線設計)
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