横600mm×奥行き600m×高さ1300mm、重さ約200kgという、75/80/160mバンド用の自作リニアアンプがヤフオクに登場し話題を集めている。電力増幅に使用しているのは「4CX5000」という超ド級の定格を誇る送信管だが、「実験研究用にご使用ください」という説明が記載されている。電源は単相200V/60Hz専用で、トランスも超大型だ。オークションのスタート価格は59.9万円、この価格での即決も可能という。
ヤフオクに登場されたのは、余っていた部品(主要部品は中古)を集めて今回の出品・売却用に自作したという75/80/160mバンド用の自作リニアアンプ。本体重量は200kgと重いため車庫などに設置し、シャックからは遠隔操作用のタッチパネルを使って操作を行うように設計されている。
出品者による説明から一部を抜粋して紹介しよう。
・75/80/160m用自作リニアアンプです。実験研究用にご使用ください。大きさは600×600×1300で質量は約200kgです。余った部品を使用し、売却用に製作しました。
・質量が重く、騒音も高いため、遠隔操作を基本としています(勿論、手元でも運転可能)。タッチパネルを使用した完全プリセット方式ですので、車庫・空き部屋において使用できます。遠隔操作用のタッチパネルとケーブルも付属致します。
・電源は単相200V60Hz専用です。50Hzでは使用できません。
・出力は、全バンドG1が流れずに両手以上出ます。
・主要部品は中古ですが、一応30時間の運転確認済みです。動作に問題ありません。但し、あくまで自作ですので、完璧を求めないようにお願いします。
・真空管はソケットレスです(アルミ板で電極を固定し配線している)。真空管交換方法のマニュアルを付属しますが、交換は1時間程度要すると考えてください。
この出品物の入札スタート価格は「59万9千円」だが、同金額での即決も可能という。また運搬や設置には出品者も協力するという記載もある。オークションの締め切りは5月5日早朝だが、5月2日朝現在で、まだ入札者はいないようだ。
参考までにアメリカEimac製、4CX5000A(4CX5000ではない)の定格を下記の関連リンクから確認できる。
●関連リンク:
・ローバンドリニアアンプ 4CX5000 プリセット式(ヤフオク)
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