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<コンテストや移動運用に大活躍>音声で“CQ”を自動送信する「田吾作CQマシンキット」頒布中!!

コンテストや移動運用で便利な「CQマシン」。音声の録音・再生ができるICを利用し、マイクで録音した自局の音声を繰り返し自動送信してくれる装置だ。一部の高級機には機能として内蔵され、またアドニス電機からは「VM-240」という商品も販売されているが、自分で手軽に作ってみたいと思うハムは意外に多い。現在、外付けタイプの「CQマシン」をJL4BLD・大本氏が完全キット化し、頒布を行っているので紹介しよう。

 

 

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好みのケースに入れれば、オリジナルティーにあふれた「CQマシン」に仕上がる

 

 JL4BLD・大本氏が頒布しているのは「田吾作CQマシンキット Ver.2.43」。録音デバイスは「APR9600」という録音・再生ICが使われている。「製作に当たっては、まずマニュアルCDの内容をよくご確認のうえ,作業に取り掛かられることをお薦めします。部品の取り付けミスさえなければ、必ず動作します」とのことだ。これまでに50セットくらい頒布したという。キットは2種類が用意されている。

 ケースとスイッチ類、マイクコネクタ、電源コネクタ、つまみ類を除いた回路基板(両面、基板メーカーに発注したもの)、基板上の部品一式および、LED/VR/スピーカー、マニュアルCDをセットにしたものが4,500円(送料別)と、これにプラスして穴あけ済みケース(ケース加工は1つずつフライスマシンを使った手仕上げ)、電池ケース、スイッチ類、マイクコネクタ、ツマミなどすべてのパーツを揃えたフルセットのものを8,500円(送料別)で頒布している(5月1日現在)。

 

 完成後の使用方法も簡単。スイッチで録音モードに切り替え、マイクから音声を録音後に再生モードに戻し、Start/Stopボタンを押せば再生開始(CQマシンがリグのPTTを制御する)。途中で止めるときには、Start/Stopボタンを押すか、またはマイクのPTTをちょっと押すだけ。

 1回の再生が終わると受信に切り替わるが、リピートスイッチをオンにしておけば、あらかじめ設定した時間の経過後にまた再生(送信)が始まる。リピートを止めるのもマイクのPTTのちょっと押しでOKだ。録音再生時間は、最大24秒×2チャンネル分用意されているので、使い勝手が良いだろう。ぜひ1台「CQマシン」を組み立てて、シャックに準備してはどうだろう。

 

 

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基板構成の様子。非常にコンパクトにまとめられているため、ケース次第で小さくできそうだ

 

●「田吾作CQマシン」の概要

・録音デバイス:APR9600

・制御デバイス:ATtiny13A(アトメル社ワンチップマイコン)

・録音再生時間:24秒×2チャンネル

 ※リピート機能付(リピート時間はボリュームで可変。2秒~12秒くらい)

・消費電流(再生時):65mA(リレーとLEDが消費の大元)

・供給電源:DC9V以上(基板組み立て時の設定により、UM-3×3でも動作可)

 

 なお電池ボックスが標準装備されている加工ケース付きのフルセットの方は、「UM-3×3本で動作します。電圧は4.4V以上が必要ですので、必ずアルカリ電池をご使用ください。エネループなど充電可能電池は電圧が1.2V/本なので正常動作いたしません(録音再生はできますが、リレーが動作しないため、リグの制御ができません)」と注意点がある。

 

 

2種類用意されているキットのうち、これは加工ケースを含めたフルセットのもの。すべてのパーツ類がしっかり梱包されてくる

2種類用意されているキットのうち、これは加工ケースを含めたフルセットのもの。すべてのパーツ類がしっかり梱包されてくる

 

基板上のパーツとなるLEDやコンデンサ、抵抗類はこのような状態で、種類と数をプリントした用紙にきちんと貼られてくる。欠品の有無はもちろん、製作時にはパーツを探すのにわかりやすい

基板上のパーツとなるLEDやコンデンサ、抵抗類はこのような状態で、種類と数をプリントした用紙にきちんと貼られてくる。欠品の有無はもちろん、製作時にはパーツを探すのにわかりやすい

 

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1つずつフライスマシンを使った手仕上げたというケースは、完成度が高い

 

完成したフルセットバーションの「田吾作CQマシン」

完成したフルセットバーションの「田吾作CQマシン」

 

●関連リンク:

・田吾作工房blog 田吾作CQマシンキットについて

・60秒録音/再生IC「APR9600」(秋月電子通商)

 

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