「電気の街」東京・秋葉原駅前のランドマークとして親しまれてきた「秋葉原ラジオ会館」は、老朽化による建て替えのため2011年8月に惜しまれつつ閉館となったが、ついに建て替えを完了し7月20日(日)にグランドオープンする運びとなった。地下1階から地上10階まで全31店舗がテナントとして入居。新たな秋葉原の情報発信基地となる。
旧「秋葉原ラジオ会館」は1957年に開館した、秋葉原駅前のランドマーク的存在の8階建てビルだった。アマチュア無線家にとっては「丸善無線電機」「CQコタキ」「山本無線」などの無線ショップが入居していたことで知られ、また“マイコン”に熱中した人なら、NEC系の「Bit-INN」を始め、多数のコンピュータ関連ショップ、メーカーのショールームが入居していたことを思い出すことだろう。
同会館は老朽化のために建て替えが決まり2011年8月に閉館となり、その後は建物の取り壊しと新築工事が行われていたが、ついに7月20日(日)にグランドオープンを迎える運びとなった。
新しい「秋葉原ラジオ会館」は地上10階、地下2階建ての延床面積10,829.7平方メートル。このうち地下1階から地上9階に30店舗がテナントとして入店する予定だ(10階はオフィスとイベントスペース)。5月12日に発表されたフロアガイドは下記のとおり。残念ながらアマチュア無線ショップのテナント出店はないようだ。
グランドオープンに先立ち、7月18日には関係者向けのプレオープン(内覧会)が実施される。同建物の所有者である株式会社秋葉原ラジオ会館側は「秋葉原の新しいランドマークになるべく、よりパワーアップして復活する秋葉原ラジオ会館の姿をこの機会にぜひご取材ください」とプレスリリースでメディア各社に呼びかけている。
●関連リンク:秋葉原ラジオ会館
●いったん広告です: