アマチュア無線機をはじめ、受信機、BCLラジオなど“出張買い取りも可能な専門店”として知られる埼玉県羽生市の「高山無線」が、Webサイト上に「無線・ラジオ雑誌の買取価格表」を掲載し話題を集めている。中には1980年度の『BCLマニュアル』(電波新聞出版部)が4,000円、『月刊短波』の創刊号(日本BCL連盟)が2,000円、1970年代の『深夜放送ファン』(自由国民社)が1冊1,500~2,000円など、高額の買い取り価格が提示されている雑誌もある。
高山無線が公表した「無線・ラジオ雑誌の買取価格表」には、誠文堂新光社の『初歩のラジオ』、電波新聞社出版部の『ラジオの製作』、日本BCL連盟の『月刊短波』といった、1970~80年代のBCLブームの際に多くのラジオ少年が読んだ雑誌や、自由国民社の『ランラジオ』『深夜放送ファン』といった深夜放送系のラジオ雑誌、日本放送出版協会の『電波科学』のような電子技術系雑誌が含まれている。
特に高い買い取り価格が付けられているのが、電波新聞社の『BCLマニュアル』シリーズや、誠文堂新光社の『初歩のラジオ別冊製作シリーズ』で、1冊2,000円から4,000円といった価格が提示されている。また日本BCL連盟の『月刊短波』は1976年の1年分揃いで13,000円とこれも高額である。
ここに示された買い取り価格は、あくまで「書き込みや目立った傷み無し、経年相応に美品の場合」ということだが、もしかしたら皆さんの本棚や物置にこうした本が残されていないだろうか。一度チェックしてみるのも面白いだろう。
●関連リンク:
・「無線・ラジオ雑誌の買取価格表」(高山無線)
・高山無線
●いったん広告です: