ハムの元首・王族は意外に多く、スペイン国王のフアン・カルロス1世「EA0JC（Juan Carlos）」もその一人である。過去に来日した際には、東京・秋葉原の無線ショップ「ラオックス」を突然訪問したこともあるほどの無線好きで知られている。そのカルロス1世が6月2日（現地時間）のテレビ演説で、退位することを表明した。新国王には、長男のフェリペ皇太子が即位する。
「EA0JC」のQSLカード
スペイン国王のフアン・カルロス1世が突然「退位」を表明したというニュースが世界を駆け巡った。国王は1975年に即位し現在76歳。1979年からEA0JCのコールサインでアマチュア無線を楽しんでいる。新国王には長男のフェリペ皇太子（46歳）が即位すると伝えられている。
フアン・カルロス1世国王は、スペインのアマチュア無線連盟の名誉総裁でもあり、現在でもときおりアマチュア無線を楽しんでいると伝えられているので、これからのアクティブな運用に期待するハムも多いことだろう。
CQ ham radio誌 1998年1月号で紹介された、カルロス1世国王（EA0JC）
●【動画】2011年7月19日に「EA0JC」との交信の様子（YouTube）
●関連リンク：
・スペイン国王フアン・カルロス1世が退位を表明（YOMIURI ONLINE）
・スペイン国王が退位、後継はフェリペ皇太子に（AFP BBNews）
・スペイン国王、突然の退位表明 欧州に驚き 後継にフェリペ皇太子（msn産経ニュース）
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