「太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター」の発表によると、ここ数日、太陽黒点数(SSN)の回復傾向が見られ、6月12日(木)には「196」を記録した。“200超え!”まであと一歩の状態だ。4月19日以来となる200超えはこの週末にあるのだろうか。期待が膨らむ。
【追記】
「太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター」の発表によると、6月13日(金)の太陽黒点数は「276」となった。前日の6月12日(木)が「196」だったので、一挙に80ポイントも上昇したことになる。さらに「サンスポットナンバー」が太陽側のコンディション数値ならば、地球側の地磁気活動を表す「A-Index」や「K-Index」は、静穏でHF通信に適した状況が続いている。さて、実際のコンディションはどうだろうか。
数か月間の太陽黒点数(SSN)の推移を振り返ると、4月19日に「200」を超えたものの、その後は100台で小刻みに上下を繰り返していた。一時はたった1日で「73」から「46」へと、27ポイントも太陽黒点数がダウンしたこともあった。5月29日には「55」、30日に「56」と今年最低レベルまで低下したこともある。一方で、お空のコンディションはそれほど悪くは感じられないことも多かった。
ここ数日、太陽黒点数の数値を見ると回復傾向が見られるようになった。6月12日には「196」を記録。久々の“200超え”があるか気になる状況である。とくにハイバンドがかなり良くなりそうな気配がある。21MHz帯ではヨーロッパと北米が同時に聞こえるといった状況も起きている。
●関連リンク:
・太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター
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